昨年、QT40位以内に食い込んだウム・ナヨン(25歳。165cm、55kg)、イ・ソルラ(28歳。159cm、55kg)の2選手も今季開幕戦からツアーに参戦している。ウム・ナヨンはQT30位。ニュージーランドでゴルフを学び、スリムボディながらドライバーが武器だ。一方、イ・ソルラはQT31位。15歳でゴルフを始め、ホンイク大学在学中にデビュー。フェアウェーキープ率は韓国ツアーでトップ10に入る。
「今年からQTを受験できるのは日本のプロテスト合格者に限られることになったので、昨年は海外勢が駆け込み参戦してきた。特に目立ったのが韓国選手。韓国はプロの数が2000人と日本の倍もいて競争が激しい。米ツアーの移動が大変なこともあり、日本ツアーが選ばれるようになってきた」(スポーツ紙デスク)
すでに日本でシード権を持つジョン・ジェウン(29歳。165cm、55kg)らとの“美の競演”が今年は多くなりそうだ。ジョン・ジェウンは昨年、「日本女子プロゴルフ選手権大会コミカミノルタ杯」で2位。今年は初勝利を狙う。ジュニア時代にはスケートのショートトラックの選手だった。