芸能

とんねるずと田村正和の裏話、「今昔庵」マスターが明かす

『今昔庵』のマスターを世に知らしめたとんねるず(共同通信社)

「役者さんが疲れて台本を抱えながら眠っちゃったり、タレントさんがお酒を飲みすぎて顔を真っ赤にしていたり…。芸能人が“素の顔”でいられる数少ない場所だったのかもしれません」

 しみじみとそう語るのは、数多の人気ドラマや映画の撮影が行われてきた東京・世田谷区の撮影スタジオ、東京メディアシティ(TMC)のなかにある喫茶店『今昔庵』の名物マスター・福田起弘さん(55才)である。

 1992年のオープン以来、バラエティー番組にも何度も取り上げられるなど、錚々たる芸能人に親しまれてきたが、2月7日に惜しまれながら閉店した。

「活動休止宣言2日後には、閉店を聞きつけた嵐の櫻井翔くん(37才)が来てくれて、“お互いに頑張ろう”という話をして、2人で記念写真を撮りました。最終日には、収録もないのにaikoさん(43才)がわざわざ来てくれたり、三谷幸喜さん(57才)が似顔絵を描いて持ってきてくれたり。他にもいろんな人が来てくれて…閉店の際にもらった手紙やお菓子が、段ボール箱4箱分になりました」(福田さん・以下同)

 広い店内を見渡すと、あちらこちらに芸能人が座ってくつろいでいる、というのも『今昔庵』でよく見かけられる風景だった。福田さんをお茶の間に知らしめたのは、とんねるずだった。

「とんねるずには番組中でもよく茶化されましたね(笑い)。貴ちゃん(石橋貴明・57才)が番組のなかで『TMCの今昔庵のケガニ』とネタにすれば、ノリちゃん(木梨憲武・57才)はぼくのモノマネをやってたり…。とんねるずもダウンタウンも、プライベートを含めて大の仲よしですね」

 田村正和(75才)から小栗旬(36才)まで、思い出は尽きない。

「『古畑任三郎』(フジテレビ系)を撮影していた時の正和さんは印象的でした。“任三郎モード”から“自分モード”に切り替わると、関西人で巨人好きの、めっちゃ面白い人になるんですよ(笑い)。旬と斗真(生田斗真・34才)に呼ばれて『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)の2次会に参加して一緒にカラオケを歌ったこともありますね」

※女性セブン2019年4月11日号

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン