──本当に恋愛感情なのか?

「一度も社会で会ったことがないですし、肌に触れたこともないわけです。そのような状態での結婚を恋愛感情だと言い切ったにしても、“そうじゃないでしょ”と、異議申し立ての声があるかもしれないですね。彼女との関係を続けたいという思いがあって、それが募っていったことは事実です。今どうしてるかな? 週末はどう過ごしたのかな? など、常に気になる存在になっていきました」

──取材対象者でなく、それを超えた感情があった?

「(2017年4月の)記事にするまでは一線を引いていました。ただ、やっている中でどうなんだろうと。(木嶋に)ボールを投げると返ってくるものがある。それが嬉しいからもっといろんなところに投げる。それでいろんな受け方をして、変なところに投げてきてそれを取ったりする。そういう言葉のキャッチボールが楽しかったんです」

──今の木嶋の印象は?

「だいぶシュッとした印象を持っています」

──容姿に惹かれたことは?

「目元はチャーミングだと感じています。長い拘置所生活においても肌荒れ一つありません」

──木嶋を何と呼んでいる?

「内緒にしておきます(笑い)」

──妻の死刑が執行される日のことを想像しないか?

「想像しないことはありません。“人はいつか死ぬのだから”と達観している部分とそうでないところがあります。自分はそういう極限状態に置かれた人を知りたいという思いがありました。しかし、彼女がそのことをどう考えているのかについては、まだまだうかがい知れないですね」

 決して触れ合うことができない夫婦の行く末は──。

※女性セブン2019年5月23日号

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