ライフ

堀江貴文氏×ウシジマくん作者が語る「ヤクザと有名人」

真鍋:写真とかが出ちゃうと、いろいろ大変ですもんね。

堀江:僕も以前、名古屋駅で新幹線を乗り換えていたら、名古屋のチンピラ風の人が「握手してください」と声をかけてきて。普段、僕は1人だと声をかけられるので、いつも外出するときは2人以上にするようにしてるんです。でも、そのときはたまたま1人で。

 内心、めんどうくさいな……と思いつつ、握手してたら、その人が「ボスを連れてきます!」と言って、本当にボスを連れてきてしまって。そしたら、某有名暴力団の偉い人だったんですよ。そしたら、その人が「なにか困ったことがあったら、言ってくれ。これから、東京に行くから」と。それを聞いて、「絶対相談したくないよ!」と思ってたんですが、半年後くらいに某格闘技イベント観に行って、格闘技プロモーターのとある有名人に挨拶に行ったら、その場にいたんです……。

真鍋:うわぁ、すごいですね!!

堀江:格闘技業界も、そっち系の人たちとのつながりはバリバリありますからね。でも、ヤクザの人たちは、どうしてそうやって僕とかに話しかけてくるんだろうってっ思ってたんですけど、いまの話を聞いて納得しました。基本的に、彼らは寂しいんですね。

真鍋:そう思いますね。ヤクザの人たちは、人権的に見て、すごくひどい扱いを受けるケースも多いみたいです。たとえば、自分の名義で部屋を借りられないとか、電話を契約できないとか。ヤクザを弁護している先生とかにもお話を伺ったことがあるんですが、弁護士の視点から見ても「ちょっと度が過ぎているんじゃないか」という意見もよく聞きます。世間の風当たりが、強すぎるんじゃないか……と。

堀江:だから、ちょっとでも誰かと接点ができると、ぐいぐい来るんですね。

※堀江貴文著『ウシジマくんvs.ホリエモン カネに洗脳されるな!』(小学館文庫)より抜粋

関連記事

トピックス

真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン