芸能

ジャニー社長、中居正広やマッチに灰皿を投げた厳しい一面も

灰皿を投げる厳しい一面もあったというジャニー社長(写真/共同通信社)

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87才)が6月18日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で緊急搬送された。病室には、嵐、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMPなど、たくさんのトップアイドルたちが駆けつけているという。

 多くのスターたちを見出してきたジャニーさんだが、普段はまったく飾らない人物だという。

「ジャニーさんは焦げた焼き肉を食べる」とラジオで明かしたのはKinKi Kidsの堂本剛(40才)。焼き肉をする際、ジャニーさんは率先して肉を焼いて参加者にサーブし、自分は焦げた肉を口にするという。

「それはジャニーさんの心遣いです。戦争を経験しているジャニーさんは焦げた肉でも捨てるのはもったいないとの考えで、必ず自分の皿に取り分けて食べます。

 ジャニーさんの心遣いは徹底されていて、現場でタレントにすぐ飲み物を買ってあげられるよう、常に小銭をたくさん持ち歩いています。水分補給で少しでも渇いた喉が潤い、疲れが取れるようにとの配慮からです」(スポーツ紙記者)

 倹約家で知られるジャニーさんは服装も質素だ。

「ジャニーさんはパッと見ると“用務員のおじさん”のような風貌なので、現場の警備員には、“あの人はジャニーさんですからね”とあらかじめ通達があるそうです。以前、関ジャニ∞の大倉忠義さん(34才)が“なあジャニーさん、服にシールが付きっぱなしやで”と言ったら、ジャニーさんは“YOU、何言っているの? このシールはおしゃれなデザインだよ”と返したそうです」(スポーツ紙記者)

 微笑ましいエピソードが多いジャニーさんだが、時には厳しい一面も見せる。

「今では年齢を重ねて丸くなられましたが、昔は筋の通らないことにはとても厳しく、怒ると1時間でも2時間でも説教していました。ヤンチャだった頃のマッチや元SMAPの中居正広さん(46才)は、灰皿や電話機を投げつけられたこともあったといいます」(芸能関係者)

 さまざまな素顔を持つジャニーさんが、日本の芸能界の屋台骨を支える人物であることは間違いない。

 木村拓哉(46才)は中学2年生の頃、親戚が勝手に事務所に書類を送った。それを見て、「ぜひお会いしたい」と申し入れたジャニーさんの依頼を木村は4回も断った。

 だが5回目に親戚から、「(アイドルを)やりたくてもやれない人がいるから、(レッスンに)1回行ってみなさい」と言われて、木村はジャニーさんに会うことを決意。その時、Jr.が300人以上いたがジャニーさんの審美眼にかない、今に至る。

 そんなジャニーさんだけに、タレントからの信頼は厚い。例えば嵐の大野智(38才)は、少年隊以来、歴代のジャニーズアイドルが受け継いだミュージカル『PLAYZONE』の東京公演が終了した際、こう心境を吐露した。

「最初に“いい”って言ってくれたのって、ジャニーさんだったのね。夜中に少年隊とぼくとで通し稽古をした時“すごくいい”って言ってくれて、ジャニーさんが言うんだからいいんだなって」

 ジャニーズのアイドルたちはみな、大野と同じ気持ちでいるはずだ。

※女性セブン2019年7月18日号

関連記事

トピックス

ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
高校時代には映画誌のを毎月愛読していたという菊川怜
【15年ぶりに映画主演の菊川怜】三児の子育てと芸能活動の両立に「大人になると弱音を吐く場所がないですよね」と心境吐露 菊川流「自分を励ます方法」明かす
週刊ポスト
ツキノワグマは「人間を恐がる」と言われてきたが……(写真提供/イメージマート)
《全国で被害多発》”臆病だった”ツキノワグマが変わった 出没する地域の住民「こっちを食いたそうにみてたな、獲物って目で見んだ」
NEWSポストセブン
2020年に引退した元プロレスラーの中西学さん
《病気とかじゃないですよ》現役当時から体重45キロ減、中西学さんが明かした激ヤセの理由「今も痺れるときはあります」頚椎損傷の大ケガから14年の後悔
NEWSポストセブン
政界の”オシャレ番長”・麻生太郎氏(時事通信フォト)
「曲がった口角に合わせてネクタイもずらす」政界のおしゃれ番長・麻生太郎のファッションに隠された“知られざる工夫” 《米紙では“ギャングスタイル”とも》
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段
「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
「鳥型サブレー大図鑑」というWebサイトで発信を続ける高橋和也さん
【集めた数は3468種類】全国から「鳥型のサブレー」だけを集める男性が明かした収集のきっかけとなった“一枚”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン