国内

雅子さま、数々の重要公務欠席を避けるべく行う周囲の支援

雅子さまには8月から11月にかけて多くの重要公務や行事が控えている(撮影/小倉雄一郎)

 御代がわりに伴う儀式や国賓を迎え入れる国際親善、さらには地方公務。新時代の皇后として雅子さま(55才)は、八面六臂のご活躍をされてきた。ただ、連日の公務、行事に加え、多大なプレッシャーを背負い、ギリギリの状態の中で努めて明るく振る舞われていることは、あまり知られていない。

 7月10日、天蚕の収繭作業のため、御養蚕所を訪ねられる予定だった雅子さま。ところが皇居へ到着予定の30分ほど前、皇居・半蔵門に詰めかけていた報道陣に「お出ましは取りやめ」の一報が入り、驚きが広がったのだ──。

◆「即位礼正殿の儀」欠席は絶対に避ける

 8月上旬には皇后の単独公務となる「フローレンス・ナイチンゲール記章授与式」へのご臨席や、両陛下での「全国戦没者追悼式」が控える。さらに9月には「全国豊かな海づくり大会」(秋田)、「国民文化祭開会式」(新潟)、「国民体育大会開会式」(茨城)と、宿泊を伴う地方公務が続く。10月には即位に伴う国事行為である「即位礼正殿の儀」、11月には即位の最重要儀式「大嘗祭」が予定されている。

「どれも皇后として外すことのできない公務、行事ばかりです。雅子さまが今、一つひとつの公務をすべて取り組まれようと気負われ、即位礼正殿の儀や大嘗祭に欠席されることは絶対に避けなければなりません」(宮内庁関係者)

 昨年12月、雅子さまはお誕生日に際してのご感想で《私がどれ程のお役に立てますのか心許ない気持ちも致しますが(中略)国民の幸せのために力を尽くしていくことができますよう、研鑽を積みながら努めてまいりたいと思っております》と述べられた。

トランプ大統領の来日歓迎行事での天皇皇后両陛下とメラニア夫人(撮影/横田紋子)

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン