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2019.07.31 16:00  週刊ポスト

高田文夫が注目のエンタメ本 昭和を堪能できる傑作の数々

『なにひとつ国の為にならない。なにひとつ日本の文化史に残らない。ほとほとあきれる男達である。(後略)』果してこの男達、老後の2千万円はどうするのだろうか。

 そして力作は『冗談音楽の怪人・三木鶏郎』(新潮選書)。泉麻人が本当によくコツコツと調べあげた。永六輔やら三木のり平の師匠筋で、名前ばかりが残ってその実像が知られていなかったエンタメの巨人の実像を書いたみごとな評伝。CMソングもコントもすべてこの人からなのだ。

 そして今ページを開くのにドキドキしているのが『1988年のパ・リーグ』山室寛之(新潮社)。帯には「南海・阪急の衝撃的な身売り、そして伝説のロッテvs近鉄『10・19』」とある。昭和最後の年の男のドラマだ。

 昭和が好きすぎて『東京懐かし写真帖』秋山武雄(中公新書ラクレ)。浅草橋の洋食店のおやじが撮りまくった素晴しい昭和の東京。幼き日の自分がいるよう。

◆イラスト/佐野文二郎

※週刊ポスト2019年8月9日号

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