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2019.08.10 07:00  週刊ポスト

『オレたちひょうきん族』が追求したドリフと真逆の笑い

◆アドリブやハプニング重視

 1981年5月16日、初回は視聴率9.5%と10%に満たなかったが、第4回目には10%台に。その後も少しずつ上昇を続けていった。『ひょうきん』が追求したのは、ドリフと真逆の笑いだ。三宅氏が言う。

「『全員集合』は、最後のオチまでシナリオがあり、リハーサルを重ねて、失敗できない生放送の本番がある。作り上げていく、王道の笑いです。『ひょうきん』はVTR収録で、アドリブやハプニングを重視した笑いにこだわりました。またドリフは、いかりや長介さん率いるチームですが、『ひょうきん』では、ツービートや紳助・竜介コンビもバラして、それぞれのキャラクターや個性を重視しました」

 その結果、ビートたけし扮する「タケちゃんマン」、明石家さんまの「ブラックデビル」「アミダばばあ」や島崎俊郎の「アダモステ」など、個性豊かなキャラクターが誕生。「ひょうきん懺悔室」や「ひょうきんベストテン」などの名物コーナーが人気を博した。

●取材・文/戸田梨恵、小野雅彦

※週刊ポスト2019年8月16・23日号

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