退所した草なぎも故人を偲びつつ欠席するという(写真は今年6月)

 郷や薬丸ら、退所してからもジャニーズタレントと共演してきた人たちは、参列が濃厚。

 芸能界ではケンカ別れやわだかまりを残して辞めた人でも、最後の別れとなるお別れ会や葬儀には出席するのが礼儀とされる。ただ、そうした人たちの中には、出欠を悩んでいる人もいるようだ。前出のテレビ関係者は「ジャニーさんを偲ぶ会なのに、自分たちが別の注目を浴びてしまったら良くないのではと考えている人も多いでしょう。招待状が届いたタレントはもちろん出席を願われているのでしょうが、どうするのか…」と言う。

 さらには、元男闘呼組の成田昭次(51)や元光GENJIの赤坂晃(46)、元KAT-TUNの田中聖(33)ら、不祥事を起こして表舞台から遠ざかっている人たちは、参列するのか。中には消息が分かりづらい人たちもいるが…元ジャニーズJr.を含めると、総勢は数千人になる。まさに今、かつてのファンたちは、解散したグループのメンバーの再会のシーンに思いを馳せている。

 いずれにしても、史上初めて東京ドームで営まれるお別れ会は、参列者は1万人を超える、前代未聞のスケールになる。お別れ会は2部制で、午前11時からは「関係者の部」、午後2時から8時までが「一般の部」となり、第2部には多くのジャニーズファンも駆け付けることになる。

 1989年1月に光GENJIが初めてコンサートを行ってから30年。通算366回もジャニーズのイベントを行ってきた“聖地”東京ドームで、カリスマは盛大に見送られる。

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