プロでの活躍が楽しみな佐々木と奥川(撮影/藤岡雅樹)
「上田は日本ハムに1位指名されたが、一軍登板がないまま外野手に転向。一方、甲子園出場経験はないものの、県予選4試合で52奪三振を記録した石井一久(東京学館浦安)をヤクルトが1位指名し、日米通算182勝をあげた」(同前)
石井を見出した元スカウト・片岡宏雄氏が語る。
「体格にも恵まれ、ストレートも早かった。伸びしろを感じました。他球団スカウトの目に触れないよう、“甲子園に行かないでほしい”と思いながら県予選を見ていました」
プロ選手としての奥川と佐々木のドラマはこれから始まる。輝くのはどちらか。
※週刊ポスト2019年9月6日号