• TOP
  • 国内
  • 天才女流棋士・林葉直子 「余命1年」と宣告されて・前編

国内

2019.10.08 07:00  女性セブン

天才女流棋士・林葉直子 「余命1年」と宣告されて・前編

 将棋連盟を退会した林葉は小説執筆や芸能活動に勤しみ、2004年に六本木にカレー料理屋を開店した。辛いもの、特にカレーが大好きだった林葉が、毎日のように通っていたカレー料理店でネパールの女の子と出会い、だったら一緒にやりましょうかという話になった。ネパールやインドのシェフを雇い、料理はまったくのまかせっきりで、それが奏功して店は上々だった。

 その頃から林葉に次々と体の異変が襲い掛かる。カツレツをかじったときに歯ぐきから血が出て止まらなくなったのが始まりだった。夜中にこむら返りが起こり飛び上がる。やがて体がだるくて立ち上がることも困難になる。腹部が膨れ上がり、そして血便。ついに病院に行った。そして末期の肝硬変を宣告される。

■大崎善生/1957年、北海道札幌市生まれ。早稲田大学卒業後、日本将棋連盟に入社。「将棋世界」編集長を務める。2001年退社して作家活動に。主な著書に『聖の青春』『将棋の子』『いつかの夏──名古屋闇サイト殺人事件』など。

※女性セブン2019年10月17日号

関連記事

トピックス