芸能

若手女子アナの育成、「嫌われているアナ」を参考にする

カトパンは「好きなアナ」でも「嫌いなアナ」でも上位(写真/時事通信フォト)

 10月改編を迎えたテレビ各局では女子アナたちの動きも活発になっている。落語家の立川志らくがMCの新番組『グッとラック!』(TBS系)では、アシスタントに若林有子アナ(23)が抜擢され、『めざましテレビ』(フジテレビ系)には藤本万梨乃アナ(23)がレギュラーに加わるなど、入社1年目の露出も増えている。

 本誌はこのたび、994人を対象に「好きな女子アナ」「嫌いな女子アナ」調査を実施した(表参照)が、そんな若手アナの育成過程で注目されるのは「むしろ『嫌いな女子アナ』のほうで名前が挙がる女子アナ」だという。キー局の情報番組プロデューサーはこう話す。

「報道番組は別として、情報番組やバラエティでは視聴者に覚えてもらい、話題になることが最優先です。批判されるのも織り込み済みで、若手アナを起用した番組では“清楚に見えて毒舌”“高学歴なのにドジ”などキャラ付けを考えます。実力だけではすぐに人気が出ないので、“嫌われるほど注目された”アナのケースは参考になります」

“エース不在”にあえぐテレビ各局にとって、嫌いな女子アナでトップ、好きな女子アナでも11位の田中みな実アナ(フリー・32)や、唯一の20代で「好き」「嫌い」両方で10位以内に入った弘中綾香アナ(テレビ朝日・28)は無視できない存在のようだ。

「田中アナは嫌われていることをむしろ“おいしい”ととらえてそう。私もなんだかんだ言ってつい見てしまいます」(40代・女性)

「共演する芸人に『嘘つき』とツッコミを入れた弘中アナの毒舌っぷりがいい。いつも何を言い出すのか楽しみです」(50代・男性)

 と、“嫌われイメージ”を確立しながら、好かれてもいるのだ。芸能評論家の三杉武氏は言う。

関連記事

トピックス

麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
人気格闘技イベント「Breaking Down」に出場した格闘家のキム・ジェフン容疑者(35)が関税法違反などの疑いで逮捕、送検されていた(本人SNSより)
《3.5キロの“金メダル”密輸》全身タトゥーの巨漢…“元ヤクザ格闘家”キムジェフン容疑者の意外な素顔、犯行2か月前には〈娘のために一生懸命生きないと〉投稿も
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン