大きな理由は小室氏の「借金問題」にあるという。
「小室さんは昔から派手な生活を送る一方で金銭トラブルが絶えなかった。過去に香港で立ち上げた音楽制作会社は70億円以上の損失を被ったとされています。
2008年には、音楽著作権の譲渡を巡る詐欺事件で、会社社長から5億円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕されました。小室さんは被害者への返済などのため、懇意にしていたエイベックスの松浦勝人会長CEOやKEIKOさんの実家からも多額の借金があるとされています」(前出・芸能関係者)
引退会見で小室氏は「これからどれほど生活水準とか、そういうことが下がったりとかは、計り知れません」と語ったが、収入面はいまだ“セレブ水準”だ。
「ヒットメーカーである小室さんが受け取るカラオケなどの印税を含んだ収入は年間1億円に達すると聞きます。昨年の会見後には港区にある家賃100万円超の高級マンションに引っ越して、今も住み続けています。高額収入があるのに、関係各所への返済がまだ済んでいないそうなんです」(音楽業界関係者)
離婚調停でも、そうした小室氏の金銭問題がネックになっているという。
「年収1億円もあるのに婚姻費用を月額8万円と、“過小申告”している小室さんの態度に、KEIKOさん側は全く納得できていません。実家への借金について、彼女がどれだけ把握しているかはわかりませんが、いまだ返済されたとは聞いていない。
小室さんのセコすぎる対応に同じく個人的にお金を貸して返済されていない松浦会長も呆れ果て、ついには携帯電話の電話帳から“小室哲哉を削除した”と言っている人もいます。四面楚歌の小室さんですが、KEIKOさんとの離婚調停がこのまま不成立ならば、裁判という可能性も充分ありえます」(前出・音楽業界関係者)
小室氏との関係はどうなるのか。冒頭のKEIKOへの直撃シーンに戻る。