坂本は外れ1位での入団(時事通信フォト)
斎藤佑樹(早実)と田中将大(駒大苫小牧)の壮絶な投げ合いに沸いた2006年の夏の甲子園。だが、斎藤が早大に進学したためドラフトでは「打者対決」が注目を集めた。
巨人、中日、阪神が指名し、中日が交渉権を獲得した堂上直倫(愛工大名電)と、外れ1位で巨人に入団した坂本勇人(光星学院)だ。
「巨人の顔に成長し、今季は40本塁打をマークしている。三冠王も狙える位置にいる坂本に対して、堂上が規定打席に到達したのは1年シーズンだけ。巨人にとっては“外れクジが大当たりだった”ことになる」(スポーツ紙デスク)
※週刊ポスト2019年11月8・15日号