「NHK杯直前ですからね。織田さんの友人でもある羽生選手にとっては、今シーズン好調のライバル、ネイサン・チェン選手との頂上決戦を前に、世界最高得点を奪取するための大事な試合です。女子では、織田さんの“教え子”にもあたる関大所属の紀平選手も出場します。4回転を跳ぶロシア選手との差をどう縮めるのかが注目されている彼女にとって、ファイナル進出をかけて絶対に落とせない試合。それをわかっていて彼女のコーチを訴えるというのは、あまりにも寂しい」(前出・スケート連盟関係者)
関大は「アイススケート競技がシーズンに入り、多くの選手が懸命に取り組んでいるこの時期に提訴がなされたことは、大変残念です」などとコメントしているが、法廷での争いが銀盤には及ばないことを願いたい。
※女性セブン2019年12月5・12日号