■2016年

【神ってる】

カープ優勝で広島の街は大盛りあがりした(時事通信フォト)

「神懸っている」という言葉を省略し、若者の間やネットスラングで使われていた言葉。広島カープの緒方孝市監督が息子との会話で聞いたこの言葉を談話の中で用いて広く浸透し、2016年の優勝の象徴語としても使われた。緒方監督は今季終了後、成績不振を理由に辞任。

■2017年

【忖度】
 学校設置認可と国有地払い下げ問題を発端とした「モリカケ問題」で注目された言葉。本来は相手を慮る意味の言葉が口利きの代名詞として広まった。国会で「忖度」を口にした籠池泰典氏は、2017年に森友学園の理事長職を辞任した後、補助金不正受給の容疑で逮捕された。

 当時発売された「忖度まんじゅう」生みの親でヘソプロダクション代表の稲本ミノルさんが、受賞の思い出を語った。

「便乗と揶揄されることも予想しつつ忖度にあやかって『忖度まんじゅう』を発売したのですが、思った以上に反響があり驚きました。関西人らしくユーモアをもって『忖度』という言葉に向き合い商品を開発しました。しかも授賞式に呼ばれるとは。

 式では『誰や?』『なんで?』という失笑が漏れてきて、受賞経験のない私は余計に緊張しました。式後に姜尚中先生が『応援してるよ』と握手をしてくださり、とても嬉しかったのを覚えています」

■2018年

【そだねー】
 平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表チームが、試合中に口にしていた北海道弁。同チームが休憩時間におやつを食べる「もぐもぐタイム」など、勝負の世界で垣間見えるほっとするやり取りが好評を得た。

※週刊ポスト2019年12月13日号

関連記事

トピックス

”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
クマ対策には様々な制約も(時事通信フォト)
《クマ対策に出動しても「撃てない」自衛隊》唯一の可能性は凶暴化&大量出没した際の“超法規的措置”としての防御出動 「警察官がライフルで駆除」も始動へ
週刊ポスト
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下主催の「茶会」に愛子さまと佳子さまも出席された(2025年11月4日、時事通信フォト)
《同系色で再び“仲良し”コーデ》愛子さまはピンクで優しい印象に 佳子さまはコーラルオレンジで華やかさを演出 
NEWSポストセブン
「高市外交」の舞台裏での仕掛けを紐解く(時事通信フォト)
《台湾代表との会談写真をSNSにアップ》高市早苗首相が仕掛けた中国・習近平主席のメンツを潰す“奇襲攻撃”の裏側 「台湾有事を看過するつもりはない」の姿勢を示す
週刊ポスト
クマ捕獲用の箱わなを扱う自衛隊員の様子(陸上自衛隊秋田駐屯地提供)
クマ対策で出動も「発砲できない」自衛隊 法的制約のほか「訓練していない」「装備がない」という実情 遭遇したら「クマ撃退スプレーか伏せてかわすくらい」
週刊ポスト
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
文京区湯島のマッサージ店で12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕された(左・HPより)
《本物の“カサイ”学ばせます》12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「(客は)40、50代くらいが多かった」「床にマットレス直置き」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
NEWSポストセブン