「単純に宣伝効果という意味では、かなりのものでした。レコード会社の関係者などは、その宣伝効果を狙って今年も紅白に出てほしいと考えているかもしれませんね」
しかし、米津が今年の紅白に出場するかどうかは、微妙なところだという見方も強い。
「あるインタビューでは『珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね』などと発言しており、謎めいた人物としてメディアに登場することに抵抗はあるのは間違いないと思います。昨年の紅白はそういったジレンマを抱えつつも、周囲の期待に応える形で出場を決断したのではないでしょうか。
そういう意味では、少なからず不本意な形になるかもしれない紅白出場を回避する可能性も高いと思います。“宣伝効果”ということで言えば、昨年の紅白出場だけでも十分だったとも考えられますしね」(前出・別の音楽業界関係者)
米津を口説き落とすのはそう簡単なことではなさそうだが、放送当日まで何が起きるかわからないのが紅白歌合戦というもの。まさかのサプライズを期待して待つしかない。