芸能

コロナ拡大でテレビ視聴率急上昇、報道・ドラマが牽引

新型コロナ拡大を受け地上波テレビ視聴率に異変(イメージ)

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない。政府が不要不急の外出の自粛を呼びかけ、各地でイベントの中止も相次いでいる。在宅率が上がっている影響からか、地上波テレビの視聴率にも変化が出ている。テレビ局関係者が話す。

「政府の要請により全国の小中学校のほとんどが休校になった3月2日から8日までの1週間の総世帯視聴率(HUT)がゴールデン帯62.2%、プライム帯59.6%、全日43.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)でした。最近にしては異例の数字ですよ。たとえば、2月17日から23日までの1週間はゴールデン帯58.7%、プライム帯56.4%、全日39.7%でしたから、いずれも3%以上も上がっている。『NHK紅白歌合戦』などのある年末年始の総世帯視聴率と同じレベルになっています」

 中でも、新型コロナの行方を伝える報道番組や情報番組の視聴率が上昇しているという。放送記者が話す。

「『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は3月4日に12.5%を取った。近年、午前中のワイドショーが2ケタを取るなんて記憶にありません。土日の夕方のニュースも最近では考えられない数字を連発しています。7日『スーパーJチャンネル』が13.2%、8日の『サンデーステーション』(ともにテレビ朝日系)が12.6%取っている。外出率が下がっている証拠でしょう。

 土曜夜の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)は、1月は平均11%程度でしたが、安倍首相が夕方に会見を開いた2月29日は18.5%、3月7日も16.8%に上昇しました。『サタデーステーション』(テレビ朝日系)も1月は7~9%台だったのに、2月以降は全て2ケタで、2月22日は13.7%、3月14日は13.2%を叩き出しています」

関連記事

トピックス

アメリカの人気女優ジェナ・オルテガ(23)(時事通信フォト)
「幼い頃の自分が汚された画像が…」「勝手に広告として使われた」 米・人気女優が被害に遭った“ディープフェイク騒動”《「AIやで、きもすぎ」あいみょんも被害に苦言》
NEWSポストセブン
TikTokをはじめとしたSNSで生まれた「横揺れダンス」が流行中(TikTokより/右の写真はサンプルです)
「『外でやるな』と怒ったらマンションでドタバタ…」“横揺れダンス”ブームに小学校教員と保護者が本音《ピチピチパンツで飛び跳ねる》
NEWSポストセブン
復帰会見をおこなった美川憲一
《車イス姿でリハビリに励み…》歌手・美川憲一、直近で個人事務所の役員に招き入れていた「2人の男性」復帰会見で“終活”にも言及して
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
公設秘書給与ピンハネ疑惑の維新・遠藤敬首相補佐官に“新たな疑惑” 秘書の実家の飲食店で「政治資金会食」、高額な上納寄附の“ご褒美”か
週刊ポスト
複座型ステルス戦闘機J-20 米国のF-35に対抗するために開発された。第5世代ステルス戦闘機(写真=Xinhua/ABACA/共同通信イメージズ)
【中国人民解放軍「最新兵器」】台湾侵攻や海上封鎖を想定した軍事演習も 就役直後の最新空母、ステルス戦闘機から“犬型ロボット”まで、性能を詳細に分析
週刊ポスト
高市早苗首相(時事通信フォト)
高市早苗首相の「官僚不信」と霞が関の警戒 総務大臣時代の次官更迭での「キツネ憑きのようで怖かった」の逸話から囁かれる懸念
週刊ポスト
喫煙所が撤去されてホッとしていたのだが(写真提供/イメージマート)
《規制強化の動き》加熱式タバコユーザーのマナー問題 注意しても「におわないからいいじゃん」と開き直る人、タクシー車内で喫煙する人も
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン
現在は三児の母となり、昨年、8年ぶりに芸能活動に本格復帰した加藤あい
《現在は3児の母》加藤あいが振り返る「めまぐるしかった」CM女王時代 海外生活を経験して気付いた日本の魅力「子育てしやすい良い国です」ようやく手に入れた“心の余裕”
週刊ポスト
上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン