「両陛下にうつさないように」と御所にこもっておられるという(3月22日、東京・新宿区/時事通信フォト)
◆国民が一丸となって乗り越えなければ
工夫の中で過ごされている天皇皇后両陛下。4月10日には、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長である尾身茂氏からご進講を受けられた。
両陛下は非常に珍しいマスク姿で臨まれ、熱心にメモを取りながら、尾身氏の話に耳を傾けられたという。
「特に、2002年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)との違いについてご興味をお持ちでした。新型コロナの検査の難しさなど、踏み込んだ話にも関心を持たれ、日頃から多くの情報収集をされていることがうかがえました。
今回の感染拡大について両陛下は『人類にとって大きな試練』と受け止められています。ご進講を受けられながら、特に医療関係者の疲弊に心を痛められ、現場で奮闘する人たちをいたわるお言葉も度々あったそうです。
陛下が『国民が一丸となって乗り越えなければいけない』『一人ひとりの自覚が必要』と繰り返されるたびに、お隣の雅子さまも深くうなずかれていたと聞いています」(別の皇室記者)
4月19日に予定されていた、秋篠宮さまが皇嗣となられたことを内外に示す「立皇嗣の礼」は延期され、5月27日に予定されていた「春の園遊会」は中止が決定した。多くの行事が中止となる一方、両陛下は静かに、だが積極的に「いまできること」に取り組まれている。
「特に雅子さまは、幼い頃に3年ほど過ごされた米ニューヨークで被害が急拡大していることなど、海外の状況にもお心を痛めているそうです。両陛下が留学生活を送られたイギリスでも感染は深刻です」(皇室ジャーナリスト)
※女性セブン2020年4月30日号
