倒壊や津波の恐れがなければ自宅避難で

「在宅避難とは、地震発生後も避難所に行かず、自宅で生活を続けることです。自宅の被害が少なく、危険な状態でなければ、避難所に行く必要はありません。特にいまは避難所に行かない方が安全かもしれません」

 4月7日に内閣府が通知した「避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について」の中でも、避難所が過密状態になることを防ぐためにも、可能な場合は、親戚や友人の家などへの避難を検討するよう呼びかけている。

「集団感染が怖くて避難所に行けず、かつ、自宅が危険な場合は、車中泊やテント泊も視野に入れておくとよいでしょう。いずれにせよ、1週間程度は備蓄でまかなえるよう、水・食料・非常用トイレ・生活用品・衛生用品などを準備しておくと安心です」

 いまは天災が重ならないことを願うばかりだ。

■イラスト/大窪史乃

※女性セブン2020年5月7・14日号

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