国内

秋篠宮家、医療現場に手作りガウンと手書きメッセージの思い

紀子さま主導で医療従事者へ手作りガウンが贈られた(撮影/JMPA)

 秋篠宮ご夫妻と、眞子さま、佳子さまは5月11日、秋篠宮さまが総裁を務められる社会福祉法人「済生会」の理事長らから、ご進講を受けられた。ご進講とは、その道の専門家から皇族方が講義を受けられるものだ。

 ご一家は感染防止のため、テレビ電話を使い宮邸でオンラインのご進講を受けられた。さらに、お住まいでの「3密」を避けるため、ご夫妻と眞子さま、佳子さまは、別々の部屋に分かれて、話を聞かれたという。

「紀子さまは早くから、各方面の専門家から新型コロナウイルスについてのご進講を受けられるよう、職員に指示を出されているそうです。済生会によるご進講も、紀子さまは進んで聞かれていたそうです」(宮内庁関係者)

 ご進講では医療現場で使う防護服が不足したため、ゴミ袋を加工してしのいでいるという話が出たという。すると、わずか4日後の15日には100着、22日には200着の「手作りガウン」が秋篠宮家から済生会に贈られた。

「実はそれは、医療現場の苦労を憂えた紀子さまが主導されて、ご一家と職員で一緒に手作りされたものでした。ご進講の翌日に関係者から作り方を聞かれ、ビニール袋を切り両袖をテープで貼って作られたようです。

 贈られたガウンには、ご一家の手書きのメッセージも同封され、何も知らされていなかった関係者は、驚くとともに強く勇気づけられたと聞いています」(皇室記者)

 紀子さま流の“サプライズ”には、美智子さまの影響があったようだ。

「美智子さまはかつて、日赤の活動で東南アジアに雑巾を贈る『裁縫奉仕』と呼ばれる活動に熱心に参加されていました。紀子さまはおそらく、それに倣われたのでしょう。

 東日本大震災の際には、紀子さまが中心となられ、眞子さまと佳子さまと一緒に支援物資のタオルの箱詰め作業をされたこともありました。そうした奉仕の精神は、美智子さまから見事に受け継がれています」(前出・皇室記者)

 皇族方は、長い闘いが続く医療現場を支えられている。

※女性セブン2020年6月11日号

医療関係者を支えられている秋篠宮さま(撮影/JMPA)

関連記事

トピックス

およそ揉め事を起こしそうにない普通の人たちがカスハラの主役になっている(写真提供/イメージマート)
《”店員なんて赤の他人”的な行為が横行》条例施行から2か月、減らないカスハラの実態 都内のコンビニ店員が告白「現役世代のサラリーマンが…」品出し中に激突、年齢確認にブチ切れ、箸に”要らねえよ”
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
麻薬の「運び屋」として利用されていたネコが保護された(時事通信フォト)
“麻薬を運ぶネコ” 刑務所の塀の上で保護 胴体にマリファナとコカインが巻きつけられ…囚人に“差し入れ”するところだった《中米・コスタリカ》
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン
公務のたびにファッションが注目される雅子さま(撮影/JMPA)
《ジャケットから着物まで》皇后雅子さまのすべての装いに“雅子さまらしさ“がある理由  「ブルー」や小物使い、パンツルックに見るファッションセンス
NEWSポストセブン