芸能

山口達也 支えてくれた松岡、兄夫婦、2人の息子への裏切り

酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された山口達也(写真は2019年8月)

 TOKIOの元メンバー・山口達也容疑者(48才)が9月22日、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。

 9月22日──奇しくもその前日は、26年前にTOKIOのメンバーとしてCDデビューを果たした日だった。そんなタイミングで彼は再び過ちを犯してしまった。4連休最終日のことだった。9月22日午前9時半頃、山口が運転していたバイクが、東京・練馬区の交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突した──。

 *
 山口は2018年4月、自身が司会を務めていたNHKの番組で知り合った女子高生を自宅に呼び出し、酒に酔った状態で強引にキスを迫るなどして強制わいせつ容疑で書類送検されている。この後、所属事務所が契約を解除し、TOKIOからも脱退した。

「彼はその5年ほど前から精神的に不安定な状態にあり、不安を打ち消そうとしてアルコールを頼り、トラブルを起こすこともあった。事件後は専門的な医療機関に入院し、本格的な治療を受け、退院後も定期的に通院していました」(芸能関係者)

  しかし、酒との縁は切れていなかった。山口は、酒気帯び運転で現行犯逮捕されてしまったのだ。

父親として精一杯のことをやっていた

 アルコール依存症は全国に100万人以上いるといわれている。

「アルコール依存症は、寛解に4〜5年かかるといわれています。また、ひとりでの治療は困難です。周囲に支えてくれる人がいなければ、すぐに後戻りをしてしまいます」(医療関係者)

 山口には応援してくれる人たちがいた。人目を避けての日常生活を支えてくれていたのは近所に住む兄夫婦だ。山口本人も感謝の言葉を口にしていた。

「兄夫婦には生活のサポートをしてもらっています。兄がいなければ、いまこうしてお話ができるまで回復していたかどうか……本当に感謝しています」

 TOKIOのメンバーも、常に山口を気にかけていた。今年7月、TOKIOは長瀬智也(41才)が来年3月末で所属事務所を退所すること、残った3人でTOKIOを会社化することを表明している。そのとき、本誌・女性セブンの取材を受けた国分太一(46才)と城島茂(49才)は、「山口とはずっとつながっている。5人の絆は変わらない」と明かしていたが、誰よりも早く真っ先に「山口」と口にしたのは松岡昌宏(43才)だった。

「ぼくは昨日、山口に(会社設立を)報告しました。30分も話しています。彼も応援したいと言ってくれたし、彼も彼なりに一生懸命頑張っていると言っていました」

 2018年の事件後、「(山口の)甘えの根源がぼくらTOKIOだとしたら、そんなTOKIOなら一日も早くなくした方がいいと思います」などと、メンバーの中で最も厳しい言葉を口にしていた松岡の本心は、山口にも届いていた。

 実兄にTOKIO。そして、もう1つの支えとなっていたのが2人の息子だ。山口は2008年に5才年下の元モデルと結婚し、2人の男児をもうけていた。しかし2016年に離婚。子供は前妻と共に海外で暮らすようになった。それでも、事件後も頻繁に連絡を取り合っていた。

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン