芸能

竹内結子さん 語らなかった父の再婚と「6人きょうだい」

「6人きょうだい」を隠していた竹内さん

 9月27日、自宅で亡くなった竹内結子さん(享年40)。昨年2月に再婚、今年1月に次男を出産し、幸せを満喫しているかのように思えた矢先の出来事だった。生前、「私の家族が複雑だから」と語っていた彼女には、どのような感情が渦巻いていたのか──。

 竹内さんは埼玉県に生まれ、3姉妹の末っ子として育った。年の離れた末っ子は家族の寵愛を受けて育ちそうだが、彼女の父親は厳しかった。

「言うことを聞かないと鉄拳制裁も辞さない、昭和のお父さんという感じの方で、結子ちゃんも“よく殴られた”と話していました。でも、彼女自身もおてんばでした。小学校を転校する前のお別れ会で、結子ちゃんは楠田枝里子さんのモノマネをしてクラス中を笑わせていました。明るくて目がくりくりして、かわいい人気者でした」(小学校時代の友人)

 小・中学校時代の竹内さんは、父親の仕事の都合で、埼玉県内の学校を転々としていた。そんな彼女の心の支えとなったのが母方の祖母だった。

「もともとしつけの厳しい家庭でしたが、おばあちゃんはいちばん小さい結子ちゃんをとてもかわいがってました。結子ちゃんは学校から帰っても自宅には誰もいないので、ランドセルを置くとすぐに近くに住むおばあちゃんの家に行っていました。そこでテレビを見て、夕飯のお手伝いをして、おばあちゃんと一緒にご飯を食べてから家に帰っていましたね」(竹内家の知人)

 そんな彼女を中学生時代に大きな悲劇が襲う。

「お母さんが、がんになったんです。お母さんは子供たちの食事に気をつけて、玄米に無農薬野菜を使った料理をする優しいかたでした。それが突然がんになってだんだんと動けなくなり、結子ちゃんらが必死で看病していました」(前出・竹内家の知人)

 この頃、彼女にとってショッキングな出来事があった。父親と母親が離婚したのだ。だが離婚後も夫婦は同居を続けていた。

「この時期に離婚していたことは家族にしか伝えず、いまも知らない親族もいるようです」(前出・竹内家の知人)

関連記事

トピックス

真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
「全国障害者スポーツ大会」を観戦された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月26日、撮影/JMPA)
《注文が殺到》佳子さま、賛否を呼んだ“クッキリドレス”に合わせたイヤリングに…鮮やかな5万5000円ワンピで魅せたスタイリッシュなコーデ
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
遠藤
人気力士・遠藤の引退で「北陣」を襲名していた元・天鎧鵬が退職 認められないはずの年寄名跡“借株”が残存し、大物引退のたびに玉突きで名跡がコロコロ変わる珍現象が多発
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
相撲協会と白鵬氏の緊張関係は新たなステージに突入
「伝統を前面に打ち出す相撲協会」と「ガチンコ競技化の白鵬」大相撲ロンドン公演で浮き彫りになった両者の隔たり “格闘技”なのか“儀式”なのか…問われる相撲のあり方
週刊ポスト
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン