眞子さまだけを矢面に立たせた
11月30日、秋篠宮さまは55才の誕生日を迎えられる。「記者会見では、“小室さんの金銭トラブルをどうされるのか”“秋篠宮さまは金銭トラブルを解決済みと認識されているのか”と、小室さんに関して質問されるでしょう」(前出・宮内庁関係者)と話す。
振り返れば秋篠宮さまは、結婚が延期された2018年の誕生日会見で《それ相応の対応》を眞子さまと小室さんに求められた。しかし今回、文書では結婚延期の“発端”となった金銭トラブルについて何ひとつ言及されていない。
「結婚を『生きていくために必要な選択』とされた表現には“結婚できないと生きていけない”という眞子さまの熱意を感じます。ですが、そうした穏当でない言葉を使われながら、延期の具体的な期限や、“それ相応の対応”については触れられなかった。今回の文書は小室さんがこの2年間で行った努力について言及されず、眞子さまのお気持ちだけが綴られたものなのです」(別の皇室ジャーナリスト)
渦中の小室さんが突如、米ニューヨークに留学したのは2018年8月。2年以上トラブルの解決に動くことはなく、2019年1月に「トラブルは解決済みの事柄」とした文書を出したのみだ。佳代さんの元婚約者は代理人を通じて、次のようにコメントした。
「佳代さんと私の金銭問題とおふたりのご結婚は別問題と考えており、コメントする立場ではないと考えています。しかしながら、そのことがおふたりの結婚の障害になっているのであれば心苦しく思っております」
小室さんは来年5月には在学中のフォーダム大学ロースクールの博士課程を修了し、7月にはニューヨーク州の弁護士試験を受験予定だという。結婚の延期について、せめて「小室さんの試験が終わるまで」など、期限を示すことはできなかったのだろうか。
前出の別の皇室ジャーナリストは肩を落として言う。
「そもそも、結婚が延期された理由は『充分な準備を行う時間的余裕がない』というものでした。あれから2年半以上も経って、まだ結婚への“充分な準備”ができていないのに、これからできることがあるのでしょうか。
トラブル解決に向けて小室さんが真摯な姿勢を見せることが準備の1つのはずです。しかし、そうした動きが何もできていないために、具体的なことを書けなかったように思えてなりません。
小室さんから秋篠宮ご夫妻に接触はいまだないと聞きます。一方で、眞子さまだけを矢面に立たせ、ご両親の説得に向かわせた。小室さん自身がトラブルの当事者であるにもかかわらず、小室さんが何もせず、眞子さまだけが苦しまれ、悩まれている現状が本当に心苦しい」
※女性セブン2020年12月3日号