国内

小室圭さんが嫌われる理由「皇室の名前を利用」に世間反発か

当初、世間は歓迎ムードだったが…(時事通信フォト)

当初、世間は歓迎ムードだったが…(時事通信フォト)

 婚約内定が発表されてから約3年半が経ち、当初の祝福ムードが消えつつあるのが眞子内親王と小室圭氏の結婚問題だ。小室氏は、なぜここまで国民から歓迎されなくなってしまったのか。これまでを振り返る。

 眞子内親王と小室氏の縁談が明らかになったのは2017年5月。NHKの婚約内定スクープから始まった。当初、世間は歓迎ムード一色だった。2人がICU(国際基督教大学)で出会い、約5年間の恋愛を成就させたことはロマンティックなラブストーリーとして報じられた。

「湘南江の島海の王子」に選ばれ、大手メガバンクを退職して弁護士を目指す小室氏は「現代的な生き方の好青年」と好意的に捉えられた。女手ひとつで小室氏を育てた母・佳代さんを称える声もあった。

 だが、宮内庁内では“小室フィーバー”当時から心配の声が上がっていたという。宮内庁担当記者が言う。

「9月の婚約内定記者会見で、眞子さまが小室さんを『太陽』に、小室さんは眞子さまを『月』にたとえた。これには宮内庁関係者から『皇室への敬意が感じられない』『何様のつもりか?』と反発の声が上がりました」

 美智子上皇后が早くから懸念を示していたとの報道もある。『週刊文春』では、皇室ジャーナリストのこんな発言を紹介している。

〈中でも美智子さまは当初から、圭さんで大丈夫か、と心配されていた。婚約情報が出た当初、圭さんがぶら下がり取材に応じ、眞子さまと「行ってきます」と電話で話したことをペラペラと喋ってしまい、皇族と結婚することの意味を圭さんは理解できていない、とお考えでした〉(『週刊文春』2020年12月24日号)

 その不安は的中することになる。状況を一変させたのは、2017年12月の『週刊女性』の記事だった。

 同誌は〈眞子さま嫁ぎ先の“義母”が抱える400万円超の“借金トラブル”!〉とのタイトルで、佳代さんと元婚約者の金銭問題を報じた。

「借金トラブルを知り、眞子さまと小室さんを信じきっていた秋篠宮ご夫妻は大変ショックを受けたそうです。ご夫妻は小室さん母子に説明を求めたが、納得できる回答は得られなかった。それが2018年2月のご結婚にまつわる一連の行事の延期発表につながった」(前出・宮内庁担当記者)

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン