女優の菊川怜(42)も、2017年に司会を務める『とくダネ!』で「一般の方」との結婚を発表したが、後に「資産300億円」とも報じられた元カカクコム社長の穐田誉輝(あきた・よしてる)氏だと明らかになった。
「現在は『くふうカンパニー』取締役会長で、『みんなのウェディング』や『オウチーノ』の役員も務める起業家です。こちらも有価証券報告書によれば現在の株保有企業数は8社で総保有資産は約236億円です」(同前)
さすが“高嶺の花”を射止めるだけあって、“一般”とはかけ離れた財力を持つ男性たちばかり。なぜ女優や女子アナたちは、「一般男性」と説明するのか。ワイドショーの芸能デスクが語る。
「『一般人=私人』と先に説明しておくことで、夫についてマスコミが取材しにくくなるという意図はあるでしょう。加えて、女優・女子アナ側の事情もある。最近は親しみやすさが好感度につながるので、結婚相手がお金持ちであることが仕事上のデメリットになることも。女優は演じる役の幅が狭まる可能性があるし、女子アナの場合は社会問題を伝えても、“庶民感覚を知らないくせに”と思われかねない」
テレビ東京の大江麻理子アナ(42)は、2014年の結婚発表時に、相手がマネックス証券社長で同グループCEOの松本大氏であることも公表した。松本氏は「資産85億円」「月収1億円」とも報じられ、経済番組のキャスターが証券会社社長と結婚することで情報操作やインサイダー取引などを懸念する声まであがった。
一方、夫が「想像以上に庶民的な一般男性」だったケースもある。女優の新川優愛(27)が2019年に結婚した男性は「ロケバスの運転手」。タレントの鈴木奈々(32)は「工場勤務」の夫と茨城で家賃6万円のマンションを拠点にしていると語り、元モーニング娘。の後藤真希(35)も「リフォーム関係」の夫と結婚し、「旦那はお小遣い制で月3万5000円」「食費は週4000円」と庶民派な生活を明かしている。
「一般男性」にもまだ夢は残されている?
※週刊ポスト2021年2月5日号