芸能

SMAP、イチローなど 『古畑任三郎』SP版に登場した豪華な犯人たち

田村正和さんが出演した名作ドラマの数々はどこまで再放送されるか(時事通信フォト)

田村正和の名ドラマ『古畑任三郎』を振りかえる(写真/時事通信フォト)

 田村正和さん(享年77)が主演を務めた『古畑任三郎』(フジテレビ系)は、ドラマ史に残る名作だ。12年間にわたって、3シリーズの連続ドラマと、8本のスペシャル版が放送された。そのなかでで、豪華すぎる犯人が登場したスペシャル版について紹介する。

・「笑うカンガルー」(1995年)陣内孝則(62才)

 シリーズ初となるスペシャル版の舞台は、オーストラリアのリゾートホテル。妻に殺害されたはずの数学者が生き返るなど、衝撃かつ込み入ったストーリー展開。表題はオーストラリアのことわざ「男運が悪い女性(カンガルーが笑う)」をもじったもの。

・「しばしのお別れ」(1996年)山口智子(56才)

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vs山口智子

 フラワーアレンジメント教室を経営する華道家の鳳翆(山口智子)が、営業妨害をしてくる家元を殺害。全シリーズの中で最高視聴率34.4%を記録した。山口の趣味でもあるフラメンコのシーンは、三谷の遊び心で取り入れたともいわれている。

・「黒岩博士の恐怖」(1999年)緒形拳さん(享年71)

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vs緒形拳

 監察医・黒岩(緒形拳)が検案する遺体の肛門から、犯行予告のおみくじが毎回発見されるという猟奇的殺人事件。幅広い役を演じた往年のスター同士の対決は、視聴者を引きつけた。

・「古畑任三郎 vs SMAP」(1999年)SMAP

 お正月のスペシャルで放送され、ファンにとってお年玉になった作品。実在するアイドルグループが架空のアイドルグループ「SMAP」を演じるという、グループ名もメンバー名もそのままのキャスティング。

 とある男に強請されていた草彅と、グループの存続を守ろうと5人が結託してその男を殺害。

「当時人気絶頂にいたSMAPとの対決回と聞き、すごくワクワクしながら見ました。劇中で中居正広が言ったせりふ『SMAPは終わらせない』が、いま思うと感慨深く、切ない」(漫画家&テレビウォッチャーのカトリーヌあやこさん)

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