国内

悠仁さまの高校進学の行方 秋篠宮ご夫妻が「学習院」に拒否反応を示す理由

悠仁さまの進学へ、紀子さまの思いはお強い(写真/JMPA)

悠仁さまの進学への、紀子さまの思いはお強い(写真/JMPA)

 長女・眞子さん(30才)の結婚問題が一段落した秋篠宮家だが、すぐに次なる大きな問題が待ち構えている。悠仁さま(15才)は現在、お茶の水女子大学附属中学の3年生。同校は高校が女子校なので、高校受験をしなくていけないのだ。

 進学先としては、お茶の水女子大学と筑波大の連携の中で生まれた提携制度がある筑波大学附属高校の他、秋篠宮さまが客員教授をされた東京農大の附属高校の東京農業大学第一高等学校(東京・世田谷区)、かつて悠仁さまが文化祭を訪れた渋谷教育学園渋谷(東京・渋谷区)などの名前が上がっているが、まるで存在を忘れられたような扱いを受けているのが「学習院」だ。

 歴代の天皇もそうであったように、皇室に生まれた男子は学習院で学ぶのが原則だった。秋篠宮さまも、幼稚園から大学まで学習院で学ばれた。紀子さまとの出会いも、大学敷地内の書店。キャンパスライフを通して愛を育んだ。その前例がありながら、悠仁さまは2010年にお茶の水幼稚園に入園した。

「学習院は、そもそも皇族のための学校です。その学習院で学ばなかった人物が天皇になるということは想定外の事態で、危惧する声が囁かれました」(宮内庁関係者)

 しかし、3才前後の子供が自分の入園する幼稚園を判断することなどできるはずがない。その選択には、当然紀子さまの意思が働いていた。当時、紀子さまはお茶の水大で「名誉特別研究員」として心理学の研究をされ、2009年3月には研究室も設置された。

「悠仁さまの入園に際しては、『特別入学制度』が適用されました。大学にとって“どうしても必要”な教員や研究者が、子育てや子供の進学を理由に退職してしまうことを防ぐための制度です。女性の社会進出推進と言えば聞こえはいいですが、制度ができたのはそのわずか1年前。悠仁さまが適用第1号だったことにも、疑問の声があがりました」(お茶の水関係者)

 制度利用の是非を別としても、受け入れに反対する声はお茶の水内部にあった。

「学習院のように皇族を受け入れる体制が整っていませんし、警備ひとつとっても不慣れと言わざるを得ない。何かあったときに責任が取れるのかという議論もありました」(前出・お茶の水関係者)

 逆風がありながら、なぜ秋篠宮ご夫妻は学習院への拒否反応を示すのだろうか。

「秋篠宮さまは大学進学時に、自分の興味のある学問を究めたいと、学習院大とは別の大学への進学を希望されたことがあったそうです。しかし、父親である上皇さまに説得され、前例を踏襲しました。そういった経緯に、不完全燃焼な思いをおもちのようです」(学習院関係者)

 外部進学を望まれたのは、それまでの経験も影響していると別の学習院関係者が言う。

「初等科時代、剣道の授業での厳しい指導がトラウマになっている、と噂されています」

関連記事

トピックス

今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・イメージ 写真はいずれも当該の店舗、販売されている味噌汁ではありません)
《「すき家」ネズミ混入味噌汁その後》「また同じようなトラブルが起きるのでは…」と現役クルーが懸念する理由 広報担当者は「売上は前年を上回る水準で推移」と回答
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン