環状把手付深鉢形土器 茅野市下ノ原遺跡縄文時代中期前半 長野県宝(2点とも)。土器の表面の劣化具合や二次焼成の形跡から煮炊きに使われたことがうかがえる
蛇体把手付深鉢形土器 尖石遺跡 縄文時代中期前半 長野県宝。三角頭やとぐろを巻く様子を連想させる形状や丸い模様からマムシを模したと考えられる(写真/茅野市尖石縄文考古館)
蛇体把手付深鉢形土器 尖石遺跡 縄文時代中期前半 長野県宝。昭和8年に出土した、高さ24cmの蛇体把手付土器。蛇体把手の造形はやや抽象的(写真/茅野市尖石縄文考古館)
「八ヶ岳山麓系の顔としては切れ長でつり上がった目、団子鼻、小さなおちょぼ口が特徴的ですね」(壇蜜)と、土偶の風貌について語りながら、つり目を真似る
顔面把手付土器 茅野市梨ノ木遺跡 縄文時代中期前半 長野県宝 ヒトを表現した土器。把手部分の顔面は八ヶ岳山麓特有のつり目ではなく、垂れ目(写真/茅野市尖石縄文考古館)
胴部中央の装飾が両手でバンザイしているヒトの姿にも見えるため、母の胎内の赤ん坊ではないかとも考えられている(写真/茅野市尖石縄文考古館)





