素顔はイケメン!(HPより)

素顔はイケメン!(HPより)

「マジメ」「苦労人」の次に多かったのが、「イメージよりずっとカッコイイ」「イケメンで驚いた」という声。ふだんはモノマネ用のカツラなどをかぶり、顔の動きで笑いを誘っていますが、身長183㎝のスラリとしたスタイルであることも含め、「実はイケメン」と見られているのです。

 ちなみにJPさんの所属事務所は2018年12月から研音ですが、同事務所は所属のほとんどが美男美女の俳優。芸人はJPさんだけですが、そのルックスをよく見れば納得できるところがあるのです。今年はここまで6月9日放送の『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)第9話にゲスト出演しただけですが、このまま人気が続けば持ち前のルックスを生かして俳優のオファーも増えていくのではないでしょうか。

業界内で噂される一途な恋心

 そしてもう1つ、JPさんの業界内好感度をあげているのが一途な恋心。JPさんは5月2日放送の『しゃべくり007』で日本テレビの郡司恭子アナに憧れていることを明かし、共演も果たしました。その後、7月10日放送の『ボクらの時代』で「好きな人がいるからファン女性の告白を断った」「迷惑はかけたくない」などと話したほか、8月2日の『ポップUP!』でも郡司アナを思わせる発言をしています。

 におわせているのではなく、番組サイドから振られた話題に答えられる範囲で話す姿がJPさんの一途な人柄を象徴していました。その『ポップUP!』のMC・山崎夕貴アナの夫が芸人・おばたのお兄さんであるなど、芸人と女性アナウンサーはしばしば見られる組み合わせだけに、「もし本気なら応援したい」という声があがっているようです。

 今回、JPさんについて話を聞いていると、「出られるのは今年だけかもしれない」などと厳しい見方をする人もいました。また、「それだけ松本人志が凄いというだけのこと」とバッサリ斬る人もいました。

しかし、JPさんは松本さんだけでなく、明石家さんまさん、爆笑問題・太田光さん、バナナマン・設楽統さん、麒麟・川島明さん、サンドウィッチマン・富澤たけしさんなどMCを務める芸人のモノマネも得意なだけに、今後も番組出演のチャンスは得られるでしょう。また、コンビを組む機会の多い原口あきまささんが芸人たちから信頼され、バラエティに強いこともJPさんにとっては心強いところです。

前述した通り、所属事務所に先輩芸人も後輩芸人もいないため、どれだけ他事務所の所属芸人とコミュニケーションを取って距離を縮められるのか。JPさんがさまざまな番組に出演し続けていく上でのポイントになりそうです。

最後に話を4日放送の『行列のできる法律相談所』に戻すと、JPさんは「14年間口をきかなかった弟と感動の和解」「地元へ恩返しものまねショー」が予告されています。岡田准一さんも涙を流したというだけに、JPさんのさらなる好感度アップと今後の活躍につながるのではないでしょうか。

【木村隆志】
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。

小池徹平とも共演(インスタグラムより)

小池徹平とも共演(インスタグラムより)

BPOの見解がテレビの表現方法に大きく影響を与えている(時事通信フォト)

松本もJPのネタを認めている(時事通信フォト)

松本

松本の代役として出たのがきっかけだった

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