芸能

有名人の不倫、いくら隠していても外に伝わるのはなぜ? 漏洩ルートを分析

声優の櫻井孝宏

声優の櫻井孝宏

 いつの時代も世間を騒がせるのが、有名人の不倫だ。いくら隠れて不倫していても、結局外に漏れてしまうのはどうしてなのか。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが分析する。

 * * *

不倫を成就させて結婚した人にはよくないことが起こる

 ずいぶん前のことですが、「身の回りの面倒なことをすべてやってもらっているのだから、不倫している女性は相手男性の奥さんに感謝すべき」と言っておられたのは脚本家で作家の内館牧子さん(74才)でした。

 さすがは内館さん!!と感心すると同時に、「でも不倫女性って、そういう面倒なことを自分でやりたくなっちゃうものですよね?」と返した記憶があります。

 もちろん、不倫相手の男性の身の回りのすべてをやってあげることなどできませんから、それは叶わぬ夢。その有り余る想いで男性の仕事まわりを手伝いすぎてしまうのが、職場不倫の典型的なパターンといえましょう。

 そして、彼は私がいたから成功できている……という想いに陥るのです。奥さんが、彼のビジネスをサポートできていない(本当は陰で支えているのに)と大きな勘違いをして、「何もできない」奥さんよりもビジネスパートナーである私の方が上というふうにマウントをとりまくるのでした。

 でも、結果、男性が妻や家族のもとに戻る……ということになると「好きだった」気持ちがいっきに恨みへと変わってしまって、ご家族もろとも「おとしめてやる」という想いになるのも“パターン”な気がします。

 だからでしょうか、「不倫は汚いから嫌い」と言っていたゲイの友人がいます。確かに決して美しくはない“感情”だらけのように思います。

 私は20代最後の年に不倫略奪による離婚を経験していることもあり、「許せない」と思うタイプ。さらに、不倫を成就させて結婚した人にはよくないことが起こるとも思っています。別に私が念を送っているワケではなくて(苦笑)、芸能界の不倫史をひもといてみても、それは厳然たる事実なのです。

 過ぎたことですから、一つひとつ固有名詞は挙げませんが、不倫を成就させても幸せはそうは続かなくて、

●略奪した女性が一仕事、終えたと思ってしまうのか、男性への気持ちが途端に冷めてしまう
●男女そろって恋愛体質だったり、成功体験の熱を帯びたままだったりするからか、比較的すぐ、また別の人との不倫に走ってしまう
●不倫略奪婚は「無理な結婚」ゆえ、双方の親御さんをも傷つけることとなり、ご高齢とも相まって不幸にも、お亡くなりになってしまう

 ……というケースが思い出されます。『女性セブン』の読者の皆さんには細かい説明は不要でしょう。そう、アノ人やアノ夫婦たちです。

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン