愛子さまが学習院初等科に入学されてから、お友達家族と訪れることもあった。
「愛子さまは陛下と雅子さまの元を離れ、お友達との会話を楽しまれるシーンも増えていきました。当時、陛下はそのお姿を優しい表情で見つめておられました」(皇室記者)
ご一家の思い出がたくさん詰まった特別な場所なのだ。また、上皇さまと美智子さまは、2015年7月の那須御用邸での静養時に足を運ばれた。
「その頃、美智子さまはお膝の具合が悪く、御用邸でゆっくり過ごされると思われていたのですが、“那須どうぶつ王国に行ってみたい”というご希望があり、来園が実現したといいます。美智子さまは陛下や愛子さまが満喫されていた同園を、母として祖母として訪れてみたかったようです。
来園当日はあいにくの雨模様でしたが、上皇ご夫妻は相合傘で腕を組まれながら、仲睦まじく園内の動物たちを見て回られました」(前出・皇室ジャーナリスト)
バラエティーの“お約束”がもたらした今回の騒動は、今後にも大きな影響をおよぼす可能性がある。
「天皇ご一家は新型コロナの影響で、2019年8月を最後にご静養を見送ってこられました。それが4月、約3年半ぶりに静養に入られる運びとなりました。滞在されているのは栃木県内の御料牧場で、少し距離はありますが、久しぶりにご一家で那須どうぶつ王国へ足を延ばされてもおかしくなかった。しかし、騒動が沈静化しない状況での訪問は難しいかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)
配慮に欠けた笑いの代償は、あまりにも大きい。
※女性セブン2023年4月20日号