「京香さんは外出できない状態」
京香が体調不良を発表して間もない5月中旬の午後。黒いワイドパンツにネイビーのロングTシャツ、レザーサンダルというカジュアルな服装の長谷川が、京香の自宅を訪れた。目的は恋人の看病のため──だけではなかった。気温が少し下がった昼下がり、近隣を散歩する長谷川の隣には、かわいらしい小型犬が寄り添っていた。
「京香さんが2013年から飼い始めた愛犬で、ベルジアン・グリフォンという珍しい犬種です。鼻ペチャでひげが長いのが特徴で、クリクリの目をした愛嬌のある顔をしています。京香さんは大の愛犬家で、『徹子の部屋』(2021年10月8日放送回、テレビ朝日系)に出演した際に、“この犬がいない生活は考えられない”と語っていました。多忙なスケジュールのなかで、愛犬と過ごす時間は、数少ない癒しだったそうです」(前出・芸能関係者)
コロナ禍で長谷川と離れて暮らす寂しさを、愛犬が埋めてくれたこともあった。愛犬の散歩は、京香の日課になっていた。
「現在、愛犬の散歩を長谷川さんに任せているところを見ると、京香さんはまだ外出できない状態なのでしょう。いわゆる“スープの冷めない距離”で大人の恋愛を続けてきたふたりですが、京香さんの体調不良がわかってからは、長谷川さんは連日のように彼女の自宅に出入りしていて、ほぼ同棲状態です。京香さんの自宅から仕事場に行くことも、珍しくはありません。
昼間から愛犬の散歩をし、きっと家事などを含め京香さんの生活をサポートしているのでしょう」(前出・芸能関係者)
長谷川は4年前、著名な建築史家である父・堯さん(享年81)をがんで亡くした。堯さんは2017年の秋頃から闘病生活に入ったのだが、長谷川は多忙な仕事の合間を縫って頻繁にお見舞いに足を運んだ。同時に、父を助けようと走り回った。
「何人もの医師に助言を求めて、お父さんのがんをなんとか治癒させようと模索したそうです。免疫療法を行ったことで余命が2年ほど延びたそうですが、2019年4月にお父さんは息を引き取りました。長谷川さん主演の大河ドラマ『麒麟がくる』を見せることは叶わなかった。いまでもそのことが心残りだそうです。近くにいてあげられれば、状況は変わっていたかもしれないと“後悔”を口にしたこともあったそうです」(前出・芸能関係者)