国内

「週刊ポスト」本日発売! タワマン生活「格差と差別」の地獄ほか

 6月9日発売の「週刊ポスト」は、“暗愚の宰相”の正体がバレつつある岸田首相が進めるデタラメな政権運営が招いた国民生活の混乱と政治の堕落を追及する特大号。11ページで特集する「医者の嘘」も、根っこは医療行政のチグハグさと医療界を支持母体としてきた自民党の腐敗にある。マイナカードの不祥事続発にはついに国民が反旗を翻し始めた。そして、首相公邸でどんちゃん騒ぎしていた「バカ息子」は地元・広島で変わらぬ「親バカ」の庇護を受けることに――。

今週の見どころ読みどころ

◆<内部資料入手>党三役も大臣も! 創価学会票なければ落選危機の自民党大幹部たち
本誌は自民党の極秘内部資料を入手した。164ページものレポートにまとめられていたのは全国の選挙区の「自民党票」「公明党票」などのデータ。つまり、公明党との選挙協力に暗雲が垂れ込めるなか、自民党が慌てて「もし創価学会票なかりせば」をシミュレーションしたものなのだ。それによれば、現職の党三役や大臣も落選の危機にある。本誌では「特に危ない」とされた20人の実名も公開。

◆逮捕直前、ガーシーがドバイで明かした「本田圭佑に会いたいなー」
ガーシーやその仲間たちに密着したノンフィクションを上梓したドバイ在住作家の伊藤喜之氏が、強制退去→逮捕されたガーシーこと東谷義和容疑者の最後のドバイ姿を寄稿した。国際手配されていたにもかかわらず、シックなボタンダウンシャツを着こなして飲食店に姿を見せたガーシーは、既知だという本田圭佑氏に「会いたい」と話したという。

◆<緊急警告>和歌山県が太平洋に沈み込む? 関西エリアに大地震の兆候が現れた!
前々号で房総半島での異常な地震活動を予言していた「MEGA地震予測」から新たなアラートが発せられた。南海トラフ大地震の震源域とも重なる関西地区で地殻の異常な動きが観測され、さらに地震の兆候となるガスも発生しているという。具体的には南海トラフに近い和歌山県の太平洋側で陸地が沈み込む「沈降」が拡大していることがわかった。津波、火災、パニック……もし大地震が起きたら何に警戒すべきなのか、被害想定と対策もあわせて詳報する。

◆秘書官を更迭された岸田長男が地元・広島で“母の愛”に包まれて再出発
岸田翔太郎氏の再起の場は地元・広島になりそうだ。永田町にいては風当りも強かろうという両親の配慮と見られているが、後援会関係者によれば、特に母である裕子夫人の意向が大きかったという。自分で起こした不祥事の尻ぬぐいくらい自分でしてほしい気もするが……。

◆憧れから失望へ 背伸びした住人たちが嘆く「タワマンなんか住むもんじゃない」
「タワマン小説」なんてジャンルが生まれるほど現代の格差社会を象徴する存在となった都心のタワーマンション。住人たちからは、やはり苦悩や不満が多く聞かれた。「階層格差」で嫌な思いをしたとか、妻たちの見栄の張り合い、エレベーターや騒音、揺れ、強風など生活上の不便まで出るわ出るわ。

◆ビートたけし「ジャニーズ問題についてカンヌでもいろいろ訊かれたよ」
13年ぶりにカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩いたたけしだが、新聞やテレビを賑わした祝福報道の裏で、実は現地で厳しい質問も受けていたという。ジャニーズ事務所の性加害問題への関心の高さに驚いたというたけしは、「日本のメディアは忖度ナシで頑張ってほしいぜ」と檄を飛ばした。

◆理由欄には「河野太郎の不誠実」――怒れる国民が起こした「マイナカード返納運動」
不祥事が相次ぐマイナカードに国民がNOを突きつけ始めた。SNSでは返納運動を呼び掛けるハッシュタグが乱立し、実際に返納手続きに踏み切る国民も増えている。政府のポイントキャンペーンや「健康保険証廃止」などの脅しで広がった制度だが、では返納した場合にデメリットはないのか? 返納派の怒りの声と実際の手続き、損得などを取材した。

◆元ドラフト2位逮捕で浮かび上がる「巨人OBとヤクザ」長く深い関係
暴力団関係者と共謀し、和歌山県の資産家宅で7000万円あまりの現金や貴金属を盗んだ容疑で元巨人投手が逮捕された。自ら「元プロ野球選手史上最多逮捕」と自虐していた宮本武文容疑者は、ドラフト2位で入団し、将来を嘱望されたエース候補だった。暴力団の内情に詳しいフリーライターの鈴木智彦氏は、過去の事件を含めてなぜ巨人OBと暴力団が結びつきやすいかをレポートした。

◆エンゼルス名物解説者が明かした「大谷翔平との腕スリスリ」
大谷ウォッチャーとして日本でも知られ、地元テレビ局で人気コーナーも持つ名物解説者のマーク・グビザ氏が大谷の素顔やマル秘エピソードを明かした。二人は個人的にも親しく、大谷は通訳抜きでグビザ氏のインタビューに答えたり、「ヒットが打てるおまじない」として腕を擦り付けてきたりするという。

◆要らない薬や検査、命を縮める手術――「医者の嘘」に騙されるな!
「医は仁術」というが、すべての医師が患者ファーストを徹底しているわけではない。医師とて人間であり生活者だから、薬を出すほど、検査や治療をするほど儲かる今の仕組みでは、患者にとって無用で危険ですらある選択をしないとは言い切れない。現場の医師たちの告発を含め、患者として知っておくべき「医師の本音と患者に対する嘘」を暴く。

◆プロ野球ご意見番が投票した「WBC次期監督」総選挙の意外な結果
世界一を達成した栗山英樹監督が勇退し、日本代表はこの秋から新体制で再出発する。後継監督候補にはイチローや松井秀喜の名が取り沙汰されているが、プロはどう見るか。本誌が緊急アンケートを実施したところ、票を集めたのはイチローと工藤公康。さらには落合博満、岡田彰布、宮本慎也といった通好みの票も。選考理由もそれぞれで興味深い結果となった。

◆株価10倍、100倍を狙う「未来のエヌビディア株」の見つけ方
株の世界では株価が10倍に跳ね上がるような大化け銘柄を「テンバガー」と呼ぶが、その象徴になっているのが半導体設計・開発のエヌビディアだ。過去20年で株価は400倍に高騰し、ついに時価総額1兆ドルの超巨大企業に成長した。日本でもそんなテンバガー株を見つけるため、プロの推奨銘柄と「見分けるコツ」を紹介する。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン