●2006年8月
「雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」(2004年、デンマーク・ポルトガル・スペイン訪問に際して)という異例のお言葉は、2004年に適応障害を発症された雅子さまを守るという強い決意を感じさせた。2006年8月、親交の深いオランダ王室のご招待で、ご一家は約2週間オランダで静養されることに。雅子さまは11年ぶりの海外訪問だった。
●2008年4月
愛子さまの成長を雅子さまが、歌会始で読まれることも(時事通信フォト)
歌会始では、折に触れ愛子さまの成長を詠まれている雅子さま。小学校に入学されて、新しい一歩を踏み出されたときの感慨深いお気持ちを、翌年の歌会始で詠まれた。
●2011年6月
東日本大震災の避難所を訪れられた(時事通信フォト)
3月11日に発生した東日本大震災の被災者をお見舞いするために避難所を訪問。1995年の阪神・淡路大震災の際と同じく、膝をつき目線を合わせて被災者に寄り添われた。
●2019年11月
雅子さまが涙を浮かべられた(時事通信フォト)
即位パレード「祝賀御列の儀」と「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」では、国民の声援に感極まられたご様子の雅子さまが涙を浮かべられた。
●2021年10月
オンライン公務もされた(写真/宮内庁提供)
コロナ禍となり、新たにオンライン公務で国民と交流。「国民文化祭・わかやま2021」では吹奏楽部の高校生と歓談された。今年の歌会始で陛下は、このときの高校生たちの姿を思い返されるとともに、人々が早く日常の生活に戻ることを願われるお気持ちを歌に込められた。