菊之助の母

菊之助の母・富司純子

 瓔子さんは名家出身とはいえ、銀座の高級宝飾品店「和光」に7年間勤務した経験を持つ。その点が、音羽屋には好印象だったらしい。菊五郎の知人が明かす。

「菊五郎さんは、“嫁は家庭を取り仕切るだけでいい”というのが持論で、芸能人との結婚には反対でした。それは妻である富司純子さんへの複雑な思いがあったから。富司さんは夫を支えるために女優業を封印しましたが、子どもたちが大きくなると芸能界復帰を果たしました。

 芸能界の女性というのは、一度は家に入ったとしても自分のキャリアを完全には捨てられない方が多い。それを間近で見ることになった菊五郎さんだからこそ、息子の菊之助さんには、“結婚相手は一般人にしろ”と口酸っぱく伝えてきたそうです」

 偉大な父親からも認められる結婚をして、女性問題とはずっと無縁だった菊之助。なぜこのタイミングで不倫疑惑が浮上したのか。

「吉右衛門さんが、2021年に亡くなりました。亡くなった11月28日は、奇しくも初孫・丑之助くんの誕生日でもありました。休みの日はディズニーランドに連れていくなど溺愛し、2018年には舞台で初共演もしています。それほど子どもをかわいがってくれる吉右衛門さんのことを菊之助も慕い、親族葬の後に行われた会見では、思い出を語りながら号泣していました。ただ、家同士の結婚という側面があったぶん、“播磨屋の舅”が亡くなって少し気が緩んでいたところがあるのではないでしょうか」(前出・芸能記者)

 これからは歌舞伎界きっての家庭人から、モテ男に方針転換か。

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