国内

天皇皇后両陛下がご覧になった最後の“国体” 8年ぶりに鹿児島をご訪問、笑顔溢れた充実の2日間

改称前最後となる国体の開会式に出席された両陛下

改称前最後となる国体の開会式に出席された両陛下(写真/JMPA)

「『コロナ禍からの再生と飛躍』を象徴する大会として、皆さんの心に残る、実り多い大会となることを期待し、総合開会式に寄せる言葉といたします」──10月7~8日にかけて、おふたりでは8年ぶりに鹿児島県を訪問された天皇皇后両陛下。7日には「かごしま国体」の開会式に出席され、冒頭の言葉を述べられた。国民体育大会は来年から「国民スポーツ大会」と改称されるため、改称前最後となる今大会。笑顔あふれた充実の2日間を振り返ります。

ホテルでは国体の出場選手や関係者ら合わせて7人とご懇談。その後、市民らが提灯を掲げて歓迎する「提灯奉迎」も行われ、ホテルのお部屋からご覧に

ホテルでは国体の出場選手や関係者ら合わせて7人とご懇談。その後、市民らが提灯を掲げて歓迎する「提灯奉迎」、ホテルのお部屋からご覧に(写真/JMPA)

 宿泊先のホテルでは国体の出場選手や関係者ら合わせて7人とご懇談。その後、市民らが提灯を掲げて歓迎する「提灯奉迎」も行われ、ホテルのお部屋からご覧になっていた。

8日には、垂水市内にある体育館でフェンシングの試合をご覧に。選手の素早い動きに見入り、身を乗り出すようにされながら拍手を送られていた

8日、垂水市内にある体育館でフェンシングの試合で選手の素早い動きに見入り拍手を送られていた(写真/JMPA)

 8日には、垂水市内にある体育館でフェンシングの試合をご覧に。選手の素早い動きに見入り、身を乗り出すようにされながら拍手を送られていた。

それぞれの服の色みにマッチした傘を差しながら

それぞれの服の色みにマッチした傘を差しながら(写真/JMPA)

 あいにくの雨模様だった8日には、それぞれの服の色みにマッチした傘を差しながら各所をご訪問。

1700人の創作ダンスや、ブルーインパルスの祝賀飛行をご覧に

1700人の創作ダンスや、ブルーインパルスの祝賀飛行をご覧に(写真/JMPA)

 鴨池陸上競技場で行われた国体の総合開会式では、地元の高校生らおよそ1700人の創作ダンスや、ブルーインパルスの祝賀飛行をご覧に。

両陛下は「紅はるかは焼きいもがおいしいですね」「子供の頃、いも掘りをした思い出があります」などと話されたという

両陛下は「紅はるかは焼きいもがおいしいですね」「子供の頃、いも掘りをした思い出があります」などと話されたという(写真/JMPA)

 さつまいもを取り扱う会社を視察され、「紅はるか」の保管庫をご訪問。両陛下は「紅はるかは焼きいもがおいしいですね」「子供の頃、いも掘りをした思い出があります」などと話されたという。

撮影/雑誌協会代表取材

※女性セブン2023年10月26日号

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン