国内

美智子さまが89才お誕生日に雅子さまと45分間の面会 皇后としてのご活躍に安堵か

歩くのがおつらいときもあるようだが、外出には意欲的(8月、長野県軽井沢町。写真/JMPA)

歩くのがおつらいときもあるようだが、外出には意欲的(8月、長野県軽井沢町。写真/JMPA)

 天皇皇后両陛下の御料車が、上皇ご夫妻のお住まいである仙洞御所(東京・元赤坂)の正門前に差し掛かったのは、10月20日午前11時を過ぎた頃。

「雅子さまは長年愛用されているライトブルーのドレスと帽子をお召しになっていました。陛下とお姿が重ならないようにお体の位置を工夫して、奉迎の人たちに向けてにこやかに手を振られていました」(皇室記者)

 その日は上皇后美智子さまの89才のお誕生日で、天皇家の長女の愛子さまや、秋篠宮ご一家をはじめ、皇族方がお祝いに駆けつけられた。お誕生日当日に皇室のみなさまから直接ご挨拶をされる機会は4年ぶり。

 両陛下が帰路に就かれたのは、午前11時50分だった。集まった人々の熱意に呼応するかのように、御料車はかなりスピードを落として走行した。

「雅子さまはいつにも増して柔和な表情で、お顔の高さに手を上げられて、小刻みにお手振りをされていました。

 雅子さまの溌剌としたご様子に、美智子さまも安心されたに違いありません。雅子さまにとっても、美智子さまとお顔を合わせて話された45分間は、感謝の念のあふれる、感慨深い時間だったでしょう」(前出・皇室記者)

 美智子さまは依然として体調の不安が拭えない状態だという。お誕生日に際して明かされた近況のなかでも《午後に少し熱が上がるご症状は3年以上続いていますが、今もその傾向がおありで、心不全の診断指標であるBNP値は、現在も正常を超える数値が続いています》と言及があった。

 そんな美智子さまにとって、ひとつの救いといえるのが雅子さまの復調だろう。

「雅子さまは今年6月、インドネシアを訪れられました。国際親善のための海外訪問は、21年ぶりでした。

 さらに、10月15日の石川県ご訪問では、搭乗予定の飛行機に不具合が判明し、別の機体を使われたため、ご到着が1時間半ほど遅れるというハプニングがありましたが、調整を行い、予定時間通りに開会式に出席されました。想定外の事態にも柔軟に対応できるほど、余裕が出てこられたのではないでしょうか。

 美智子さまは、雅子さまのご体調を長らく気にかけてこられましたから、皇后として活躍されているお姿を見て誰よりも安堵されていることでしょう」(宮内庁関係者)

 10月26日発売の『女性セブン』では、美智子さまを悩ませるSNS上での誹謗中傷、雅子さまが美智子さまの誕生日のお祝いに際してライトブルーのドレスを選ばれた思いなどについて詳報している。

関連記事

トピックス

八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
訃報が報じられた日テレの菅谷大介アナウンサー
「同僚の体調を気にしてシフトを組んでいた…」日テレ・菅谷大介アナが急死、直近で会話した局関係者が語る仲間への優しい”気遣い”
NEWSポストセブン
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン
近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン