白Tシャツが似合う

白Tシャツが似合う神田(写真は8月)

YouTuberともコラボする柔軟性

 1987年に劇男一世風靡のメンバーとしてデビューした勝俣は、アイドルグループ「CHA-CHA」の中心メンバーとして黄色い声援を浴びていた。勝俣を見出した萩本欽一はもちろん、和田アキ子や笑福亭鶴瓶、泉ピン子ら芸能界の大御所からかわいがられているのも、「勝俣州和」のポジションを稀有なものとしている。

「ただ大御所に尻尾を振っているだけでは、タレントにとってなにより大切な一般視聴者からの好感度は望めません。レジェンド芸人の萩本欽一さんを気軽に“欽ちゃん”と呼び、和田アキ子さんにいたっては親しみを込めての“ゴリラ”扱い。『劇男一世風靡』の先輩である哀川翔さんや柳葉敏郎さんをイジることができるのも、芸能界広しと言えども勝俣さんぐらいだと思います」(芸能プロ関係者)

 まさしくボーダーレスなポジション取りと、それを可能にする図太いコミュ力は、2020年5月に開設した「勝俣かっちゃんねる」でも存分に発揮されている。

「当初は、『YouTube音痴です。ファン0人の噂がありますが、登録者数は増えますかね?』と手探り状態でした。登録者数・再生数ともに伸び悩みましたが、勝俣さんの人脈とコミュ力を生かしたコラボやインタビュー動画を配信するようになってから、スマッシュヒットを連発しています」(同前)

 藤井フミヤ、華原朋美、前田日明、八代亜紀、今昔庵(東京メディアシティ内にあったカフェ)のマスター……。バラエティに富んだコラボ相手は、勝俣でなければ実現しない顔ぶれとも思える。

「注目すべきは、ヒカルさんやSUSURUさんといったSNS時代のトップランナーとも違和感なく共演している点です。“テレビタレント”の代表格的なイメージもある勝俣さんですが、本人にとってはそんなジャンル分けすら大した意味はないのかもしれません」(同前)

 13年間、毎週のように神田の背中を見てきた勝俣。『旅サラダ』始まって以来の最大の危機をボーダーレスな能力が番組を救う──。

冬でも短パンの勝俣(12月)

冬でも短パンの勝俣(12月)

冬でも必ず短パン姿の勝俣(12月)

冬でも必ず短パン姿の勝俣(12月)

激ヤセではなくファスティングだと話す

激ヤセではなくファスティングだと話す(写真は8月)

気力も衰えていない神田正輝

気力も衰えていないという神田正輝(写真は8月)

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン