国内

《来年はもっと海外へ》雅子さま、ご活躍の舞台が急拡大の見通し 来年度の国際親善の経費が大幅に増額、訪問先の有力候補はアメリカとブラジル

年の瀬に向けて多忙な日々を過ごされている雅子さま(2024年11月、大分県。撮影/JMPA)

年の瀬に向けて多忙な日々を過ごされている雅子さま(2024年11月、大分県。撮影/JMPA)

 外交官という職を捨てて皇室入りを決断された雅子さまにとって、皇后として国際親善に寄与することは、長年の悲願だった。御代がわりから6年。コロナ禍、そして体調不安を乗り越えつつあるいま、雅子さまは希望の日々の入り口に立たれている──。

 12月1日の愛子さまの23回目のお誕生日を前に、雅子さまも慌ただしく過ごされているようだ。

「今年の誕生日は日曜日に当たるため、前日の11月30日から多くの人がそのお祝いに、愛子さまと両陛下が暮らす御所を訪れるようです。当日はまず愛子さまが上皇ご夫妻へのご挨拶に出向かわれ、その後、皇族や宮内庁の職員らが祝賀に訪れる段取りです。客人を迎える準備に雅子さまも余念がないようです」(宮内庁関係者)

 8日後の9日には、雅子さまご自身の誕生日も控えている。

「誕生日に合わせて毎年発表される文書は、記者たちも『本当に素敵な文章をつづられる』と口をそろえています。国民に直接お言葉を届けることのできる貴重な機会ということもあり、毎年期限ギリギリまで推敲されるなど、雅子さまは相当な時間をかけて準備されているそうです」(宮内庁担当記者)

 ご多忙な中でも周囲への気配りはますます丁寧だ。11月15日に薨去された三笠宮妃百合子さまの弔問のため、両陛下は赤坂御用地の三笠宮邸に連日のように足を運ばれている。

「雅子さまは赤坂御用地を巽門から出られる際、わざわざ窓を開け、沿道に集まる人に向けて丁寧に会釈をされていました。忙しさを感じさせないほど顔色もよく、毎年誕生日に合わせて発表される医師団らの見解では、今年も『御快復の途上にある』と発表されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 弔い、そして祝賀の準備に追われる雅子さまの状況を鑑み、宮内庁では公務のスケジュール調整が行われているという。

「11月29日、東京・虎ノ門で開かれる『自治体消防75周年記念大会』は、陛下おひとりでの参加が予定されています。雅子さまとしてもお出ましになりたい気持ちはあるものの、前後の日程や愛子さまの祝賀の準備を考慮されているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 そんな雅子さまは、11月20日に行われた「世界文化賞」受賞者らとの面会で、いつも以上に溌剌とされた一幕があった。同賞は、国際的に顕著な功績を残した芸術家に贈られる賞で、受賞者である5人のアーティストのほか、ヒラリー・クリントン元アメリカ国務長官など、各国の要人が皇居に招かれた。

「雅子さまはその日、淡い藤色のスーツ姿で懇談に臨まれました。日頃からお話好きの雅子さまですが、この日はたいへん生き生きとされていて、心から会話を楽しまれているご様子でした」(皇室記者)

 特に輝きを放ったのが、絵画部門の受賞者であるフランスのソフィ・カルさんと対面したシーンだ。

「雅子さまは通訳を介さず、フランス語で直接彼女にお声がけされたのです。見知らぬ人を題材とする彼女独特の表現技法について、『面白い方法ですね』と大きくうなずきつつ、興味深そうに話していらっしゃいました」(前出・皇室記者)

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン