『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバックpart2〜屋上の天使』の記者会見(2005年)
実は私は高畑サンが2005年12月、ホリプロ創業45年を記念した『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバックpart2〜屋上の天使』の主演に9621人の中から選ばれたときからのウオッチャーなのです。
というのも当時、私もホリプロに所属させていただいていたことと、同舞台は大好きなラサール石井さん(69才)の演出ということで、お稽古の段階から見せていただいていました。
「歌唱力を重視した主役オーディション」(ルックスとかキャラではない!)で彼女が選出されたのは13才、中学2年生のとき。
ホリプロの先輩たちに囲まれ、『スター誕生!』(日本テレビ系)でホリプロにスカウトされて大歌手へと成長するも1980年に電撃引退し、家庭に入った山口百恵さん(65才)の大ヒット曲を多数歌うのですから、それはそれは緊張されたと思うのです。
でも、お稽古を見たスタッフさんの多くが口にしたのは「クソ度胸の持ち主」というコメント。もちろん褒め言葉で、私も同じことを思いました。
しかもまったくバタバタしない。小柄な女の子がセットにチョコンと腰かけて『ちっぽけな感傷』をはじめ、決してたやすくはない百恵さんソングを歌いまくるのですから、すごいを通り越してものすごいと思いました。