佳子さまのご誕生時、眞子さんは上皇ご夫妻らと病院へ(1994年12月、東京・千代田区の宮内庁病院。撮影/JMPA)
「この間、美智子さまは“家族全体の苦しみ“と捉え、大変に胸を痛められていました。2021年の結婚直前に挨拶に訪れた際には、眞子さんを抱きしめられましたが、祝福の中で送り出せなかったことを、いまでも残念に思われています」(宮内庁関係者)
そうした気持ちを抱かれたまま昨秋、美智子さまは90才になられた。その2週間ほど前にはお住まいで転倒し、右大腿骨上部を骨折され、手術を余儀なくされた。また、長く頸椎症性神経根症による肩や腕のしびれ、痛みを抱え、コロナ禍以降は原因不明の微熱にも悩まされてきた。
かたや上皇さまも、この5月に心臓の筋肉への血流が不充分になる「無症候性心筋虚血」と診断された。そういった上皇ご夫妻の“変調”は、眞子さんの耳にも届いていることだろう。
「眞子さんの上皇ご夫妻への感謝の気持ちは変わっていないはずですし、祖父母に“初ひ孫を抱いてほしい”と願っているはずです。ただ、そういった機会を設けるための時間が、上皇ご夫妻に無限に残されているわけではありません」(前出・宮内庁関係者)
これまで、上皇さまの卒寿、美智子さまの米寿や卒寿など、2021年の渡米以降眞子さんが帰国するのにいいきっかけは何度かあったが、実現することはなかった。9月に控える悠仁さまの成年式は、眞子さんにとって、最愛の祖父母への感謝と、母になった喜びを直接伝える場になるのだろう。
※女性セブン2025年6月5・12日号