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【フジテレビ】に関するニュースを集めたページです。

芸能レポーターの東海林のり子氏と前田忠明氏が対談
暴力団事務所に直撃取材も 東海林のり子が語る生々しい往年のワイドショー
 梨元勝氏(享年65)が2010年に死去し、井上公造氏(65)が今年3月に引退するなど、芸能レポーターという職業は、もはや化石となりつつある。しかし、現場主義を貫く彼・彼女らがいたからこそ伝わるものもあった。ベテラン芸能レポーターの東海林のり子氏(87)と前田忠明氏(80)が、その仕事の意義について振り返った。【全4回の第1回】 * * *東海林:忠ちゃん、久しぶりね。いつ以来?前田:ジャニー喜多川さんのお別れ会の時かな。東海林:忠ちゃんとはフジテレビのレポーターとして活動した時期も同じだったのよね。前田:そのフジで坂上忍の『バイキングMORE』に代わって始まった『ポップUP!』は視聴率1%台の日があったって。他の番組を含め、東海林さんは今の情報番組やワイドショーについてどう思う?東海林:生々しさがないのよね。前田:そうだよね。パネルを出して、新聞記事を並べていく。そんなものは知ってるよ、新聞を読んでいるんだから(笑)。テレビでやる意味がない。東海林:昔は事件や騒動があった時、必ず現場からレポートしていたわね。1980年代中頃から後半、山口組と一和会の暴力団抗争(山一抗争)があったじゃない? その頃、一和会の最高幹部を直撃したのよ。前田:平気な顔で言うね、すごいよ(笑)。たしか、死者や負傷者が100人近く出た抗争だよ。東海林:事務所のピンポンを押したら「組長は今、床屋に行ってます」と言うから、取材クルーと一緒に待っていたの。そしたら、組員2人が「親分が東海林さんに会うと言ってます」と飛んできた。「お邪魔します」と事務所に入ろうとしたら、ディレクターがビビって、「僕はここで待ってます」と尻込みするのよ。前田:俺もそう言うかもな(笑)。東海林:説得して、一緒に上がったの。細い階段を3階まで上ったら、組長が椅子にどっしりと腰掛けて、「おう、よく見てるよ」って。組長が使うトイレって興味あるじゃない? 本当にトイレに行きたくなって、「すみません、お手洗いを貸してください」とお願いしたら、「俺のを使いなさい」って言われて。四畳半ぐらいの大きなところに便器があるのよ。もし漏らしたらどうしようかと思って(笑)。前田:すごい話だな。東海林:なんとか漏らさずに出てきたら、指を詰めた人がコーヒーを持ってきたのね。そしたら、ディレクターが「ちょっと下の様子を見てきます」って(笑)。「ここにいなさい」って注意したの。でも、結局ボツになった。やくざの盃の儀式を撮りに行って、インタビューもしたけど、それもオンエアされなかったわ。前田:当たり前でしょ(笑)。全国放送できるわけないよ。誰だよ、指示したディレクターは。東海林:ちょっと面白い人がいたのよ。(第2回につづく)【プロフィール】東海林のり子(しょうじ・のりこ)/1934年生まれ。事件・芸能レポーター。立教大学卒業後、1957年ニッポン放送にアナウンサーとして入社。1970年退社後、『3時のあなた』『おはよう!ナイスデイ』(ともにフジテレビ系)などの番組でレポーターとして活躍。前田忠明(まえだ・ただあき)/1941年生まれ。芸能レポーター。 明治大学卒業後、1970年光文社「女性自身」の記者として入社。1980年フジテレビと専属契約を結び、『おはよう!ナイスデイ』『TIME:3 タイムスリー』(ともにフジテレビ系)などの番組でレポーターとして活躍。【聞き手・構成】岡野誠(おかの・まこと)/1978年生まれ。ライター。著書に『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記 1979-2018』(青弓社)がある。執筆記事〈検証 松木安太郎氏「いいボールだ!」は本当にいいボールか?〉が第26回『編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞』デジタル賞に。※週刊ポスト2022年4月29日号
2022.04.18 20:00
週刊ポスト
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独自路線貫く『ラヴィット』プロデューサーが明かす「転機はテーマパーク特集」
 TBS系の朝の情報番組『ラヴィット!』(毎週月〜金曜、朝8時から生放送)が3月29日に放送1周年を迎えた。会社員の石野紗栄子さん(仮名・33才)は『ラヴィット!』を見るのが仕事前のルーティンになっていると話す。「以前は別の局のワイドショーを見ていたのですが、去年から『ラヴィット!』を見るようになりました。旬の芸人さんがたくさん出ていて、朝から気楽に見られるところがいい。通勤中の電車でおもしろかった場面を思い出して笑ってしまうこともあり、楽しい気分のまま出社できるので助かっています」 石野さんのような若い世代を中心に支持されている『ラヴィット!』は、朝の情報番組でありながら、ニュースやゴシップなどを一切扱わない。“朝バラエティー”という独自の路線を貫き、令和の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)だと評する声もある。 東京五輪開催中も、各局が日本のメダルラッシュを報じる中、『ラヴィット!』は五輪の話題にまったく触れることなくテーマパーク特集を放送したことが話題になった。テレビ解説者の木村隆志さんが言う。「TBSは『はなまるマーケット』以降、『いっぷく!』『ビビット』『グッとラック!』と3つの番組が続き、視聴率的には苦戦が続きました。『ラヴィット!』は『はなまるマーケット』に近いテイストです。ワイドショーで結果が出なかったから、こっちの路線へ振るしかないという事情もあったのでしょうが、数字が取れないリスクが高い方向へ飛び込んでいったのはすごいし、こんなに笑いに振り切った朝の帯番組は史上初ではないでしょうか」 しかし、放送開始当初は「朝からくだらない」「ふざけすぎ」といったコメントがインターネット上で飛び交った。『ラヴィット!』エグゼクティブプロデューサーの小林弘典さんは、こう振り返る。「TBSでは男女4〜49才の“新ファミリーコア”と呼ぶ層の視聴率アップを会社が目標とする中、『ラヴィット!』は30〜40代の女性を中心に、多くの人に見てもらえる番組をつくることが会社からのミッションでした。最初は『VTRが長い』『どこかで見たような内容』など厳しい意見もあり、局内でも『もう少しなじみのある生活情報番組の要素を参考にした方がいいのでは』と言われることがありました。 転機となったのは、昨年の夏休みのテーマパーク特集。子供と見ていたお母さんがおもしろいと感じてくれて、夏休み以降もそのまま見てくれているのではないでしょうか」(小林さん) 立ち上げ当初から主婦を意識してつくってきたが、最近は思いのほか男性や出勤前の女性、学校へ行く前のチャイルドティーン層の視聴者も増えているという。「とはいえ、目標とする視聴率には、まだまだ届いていません。他局も皆さんテコ入れをいろいろ考えているでしょうから、『ラヴィット!』も今後、新たな仕掛けをどんどん展開していく予定です」“朝バラエティー”という新ジャンルを確立したことや、SNSを使った宣伝の巧みさなどから、朝はテレビを見る習慣のなかった視聴者を巻き込むことにも成功している『ラヴィット!』だが、やはり「朝はニュースが見たい」という視聴者は圧倒的に多い。木村さんが解説する。「民放の同時間帯でいうと、高齢層の視聴者をがっちり掴んでいるテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』が世帯視聴率はダントツです。2番手、3番手を日本テレビの『スッキリ』とフジテレビの『めざまし8』が追いかけ、『ラヴィット!』は数字は取れていないけど、評価は得ているというポジションです」 実のところ、番組平均世帯視聴率は、『モーニングショー』と『ラヴィット!』で3倍もの差があるといわれる。木村さんが言う。「朝はNHKの『あさイチ』を見る人も多い。『モーニングショー』と対極の内容である『ラヴィット!』ができて、朝のテレビ番組の幅が広がり、視聴者の選択肢が増えたことが何よりいいことでしょう」 4月11日から、NHKでは連続テレビ小説『ちむどんどん』も始まった。報道も、ドラマも、バラエティーも朝から本格的な番組が楽しめるようになったいま、早起きをしてでもテレビをつける価値がある。※女性セブン2022年4月28日号
2022.04.18 07:00
女性セブン
意味深な言葉を口にした綾瀬
綾瀬はるか、初主演月9ドラマが好調 熱愛報道その後と「同棲相手に譲れない条件」
 まさか、本人も“元彼”がこんな形で再び注目を浴びるとは思わなかっただろう。4月11日に放送がスタートした、綾瀬はるか(37才)主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)。原作は、昨年の『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した同名小説だ。大手弁護士事務所に勤める優秀な女弁護士が、元恋人が残した「ぼくの全財産は、ぼくを殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、巨額遺産と死の真相に迫る。「今回は“初めて尽くし”です。月9初出演、初主演の綾瀬さんは弁護士役も初。さらには大泉洋さんと初共演。話題性は抜群ですから、フジテレビとしても今クールのドラマで視聴率トップを期待しています」(ドラマ制作関係者) 初回の世帯平均視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上々の滑り出し。今後の視聴率上昇のために、さらなるテコ入れが必要だが、番組関係者の間では、「綾瀬さんの私生活が起爆剤になるかも」という声が聞こえている。 初回放送前の4月6日、綾瀬はドラマの宣伝でトークバラエティー『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲスト出演。その際、「恋と愛の違い」や「一日のルーティン」などをテーマに語るなかで、こんなプライベートな話が飛び出した。「『同棲相手に求めること』『絶対に譲れないマイルール』というお題があがったところ、綾瀬さんが、“お風呂から出るときに湯船に浮いた髪の毛をすくってほしい”、“次に入るときに、いろいろと浮いていたらすごく嫌だ”と、眉間にしわを寄せて苦々しく語ったんです。 その顔が本当に嫌そうで……あまりに生々しい話だったので“これは実体験なのでは?”と関係者の間で話題になったんです。くしくも彼女がいま、出演中のドラマのキーマンが『元彼』ですしね(笑い)」(テレビ局関係者) 綾瀬といえば、2020年7月、本誌・女性セブンが報じた韓国人タレントのノ・ミヌ(35才)のことを思い浮かべる人も少なくないだろう。「当時2人は日韓で極秘デートを重ね、2年にわたって交際していたとみられていました。綾瀬さんの所属事務所は交際を否定しましたが、ミヌさんの母親が“交際を反対する理由はない”と話すなど、親しい間柄であることは間違いなかった。しかし、折からの新型コロナウイルスによって会えない日々が続き、その年の秋頃に破局したというのがもっぱらです」(芸能関係者) 日韓を騒がせた恋愛報道だが、実はこの5月に“続報”が届くかもしれない。ミヌが久しぶりに来日を果たすのだ。「歌手でもある彼は、これまでコロナで延期になっていた日本でのライブを5月に行う予定なんです。交際報道後、初めての日本でのライブとなります。綾瀬さんはもともと彼の音楽が好きでした。彼女は友人のバンドのライブなどに積極的に行くタイプなので、ミヌさんに招待されれば、顔を出す可能性もあるでしょう」(前出・芸能関係者) 焼けぼっくいに火がつく──そんな展開も期待してしまうが、「もう完全に鎮火していると思いますよ」 と笑うのは、別の芸能関係者だ。「『女性セブン』の報道やコロナもあってミヌさんとは距離を置くことになった。当初はお互い未練のような気持ちもあったかもしれません。ただ、その後は綾瀬さんに新しい恋の噂もあったので、復縁の可能性は低いんじゃないでしょうか」 同棲してバスルームを気にするようになるのは、まだ先のことか。※女性セブン2022年4月28日号
2022.04.13 16:00
女性セブン
フジテレビの「次世代エース」として期待される佐久間みなみアナ
完全試合を目撃したフジ・佐久間みなみアナ「久慈暁子アナの穴を埋める存在」と高評価
 4月に入ってテレビ各局で番組改編が実施されている。NHKでは全174人のアナウンサーのうち101人の配置替えが行なわれる大規模なもので、第一子妊娠が報じられたエース・和久田麻由子アナ(33)が『ニュースウォッチ9』を降板する人事が話題になった。そのNHKと並んで注目を集めたのが、フジテレビだ。将来のエース候補と目されていた久慈暁子アナ(27)が3月末で退社したこともあり、女子アナの人事にも変化があった。 女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が注目するのは、日曜夜のスポーツ番組『S-PARK』 の新キャスターに就任した入社3年目の佐久間みなみアナ(24)だ。初出演となった4月10日の放送では、当日昼に千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希(20)の「完全試合」を球場で目撃、本人を取材するなど“持ってるアナ”として話題に。『S-PARK』の前任キャスターはフジのエース・宮司愛海アナ(30)だけに局の期待の高さが窺える人事と言える。 丸山氏は佐久間アナを「地道なアナウンス力とバラエティセンスの両面を兼ね備えた女子アナだ」と評する。「目鼻立ちのクッキリした美人ですが、2020年にフジ入社後は『Live News it!』のお天気・フィールドキャスター、スポーツと地道に実力を積み重ねてきた印象があります。また、1年目に担当したアニメ番組『Go!Go!チャギントン』のナレーションは加藤綾子アナ(36)、宮司愛海アナ、井上清華アナ(26)などの歴代人気アナが担当してきたこともあって、局からかなり期待されていたのではないかと思います。 また、2年目の2021年は『ハモネプリーグ』のアナウンサーチームでリードボーカルを務めたり、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』でNiziUのモノマネで話題になったり、ドッキリ番組で志村けんさんの“アイーン”を本気で披露するなど、バラエティ的な素養も見せていました」(丸山氏) 3年目ながら、すでに非凡な才能を見せる佐久間アナ。その原点は学生時代の「タレント活動」にある。「佐久間アナは上智大学出身で、大学時代は『ミスソフィア』でグランプリを獲得しています。ミスコンの際には自分で作詞・作曲した楽曲をギターで弾き語りするなど音楽センスが抜群。高校時代には音楽スクールのオーディションで準グランプリを獲得したこともあるそうですよ。 さらに大学時代は“ミスコン女王”に輝いただけでなく、芸能事務所の生島企画室に所属して女子大生タレントとしても活動していました。音楽番組からお天気キャスター、『CanCam』の読者モデルまで幅広く活躍していました。佐久間アナを見ていて驚くのはその落ち着きぶりです。『S-PARK』の初回放送では、初出演にもかかわらず落ち着いた司会進行ぶりで、エースの風格を感じました。アメリカのペンシルバニア州に住んでいた帰国子女で、TOEIC945点と語学も堪能なので今後はメジャーリーグの取材などで活躍しそうですし、久慈アナの穴を埋める存在になりそうですね」(丸山氏) 久慈アナの穴を埋める存在になりそうな佐久間アナ。取材した佐々木朗希と同じく「3年目の飛躍」となるか――。
2022.04.12 11:00
NEWSポストセブン
フジ・藤本万梨乃アナには意外な一面も(写真/ロケットパンチ)
フジテレビ藤本万梨乃アナ、さんまの相方に抜擢の理由は「のんべえ」キャラ
 4月に7年ぶりの大改編が行なわれたフジテレビでは、「女子アナ人事」も大きく動いた。なかでも注目を集めている人物が、トークバラエティ『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の3代目アシスタントに起用された藤本万梨乃アナ(26)だ。フジ局員が語る。「初代アシスタント・久代萌美アナ(32)の後任は、久慈暁子アナ(27)が務めましたが、退社を理由にわずか1年弱で番組を離れることになった。局としては、さんまさんに面目が立たない状態で、次の“相方”は何としても長く務められる人じゃないといけなかった。そんな重要なポジションを任されたのが、藤本アナでした」 藤本アナは東大医学部卒の才媛として知られ、2019年に入社してからは『めざましテレビ』のフィールドキャスターをメインに被災地にも足を運ぶなど、報道畑にいた。そんな彼女になぜ白羽の矢が立ったのか。「テレビからは生真面目な印象を受ける藤本アナですが、一部の局員の間では彼女が“のんべえ”であることは有名な話。コロナ前は新橋にある赤提灯の店で、日付けが変わるまで飲み明かしていた。彼女のそうした意外な一面を面白がった『向上委員会』のスタッフが、バラエティ向きだとして起用を決めたと聞いています」(別のフジ局員) 4月2日に初登場した際には、「だっちゅーの!」ポーズのギャグを披露するなど、早速殻を破りスタジオを沸かせた。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。「久代アナは、さんまさんとのやり取りをきっかけにイジられキャラが開花して人気アナになりました。今回の抜擢は、藤本アナにとって大きなチャンスであると同時に今後の方向性を占う試金石でもあると言えるでしょう」 番組を機に“人気向上”となるか。※週刊ポスト2022年4月22日号
2022.04.09 07:00
フジテレビに入社した松崎アナ
フジテレビ新人女子アナは「元タレント」と異色の「駅伝トレーナー」
 4月1日、お台場のフジテレビ本社では同局の新入社員の入社式が行なわれた。今年は男性10人、女性14人の計24人が入社したという。そして、キー局といえば気になるのが「新人アナウンサー」だ。今年のアナウンサー採用は計3人。そのうち女子アナは岸本理沙アナ(22)と松崎涼佳アナ(22)の2人となった。 フジテレビといえば、将来のエース候補と目されていた久慈暁子アナ(27)が3月末で同局を電撃退社。即戦力として期待がかかる2人の女子アナは、一体どのような人物なのか。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が説明する。「慶應義塾大学経済学部卒の岸本アナは、大手芸能事務所のスターダストプロモーションに所属していた元タレントで近年の女子アナの“王道”ともいえる即戦力候補です。幼少期をアメリカで過ごしたそうで、語学が堪能。慶大在学中は英語のニュースを読み上げる音声チャンネルのパーソナリティを務めていたこともあります。ルックスもアイドル系で、フジテレビらしい雰囲気もある。即戦力として期待が持てますし、『○○パン』シリーズに抜擢されてもおかしくありません」(丸山氏) 一方、もう1人の松崎アナはフジテレビとしては「異色の採用」だと言う。「松崎アナは早稲田大学のスポーツ科学部出身で、箱根駅伝などに出場する『競走部』でトレーナーをしていたそうです。高校時代は自身も陸上選手でしたが、怪我に泣いて大学では選手を支える側に回ったそうです。タレント経験などはありません。現在、フジのエース格として『めざましテレビ』MCを務める井上清華アナ(26)と比べると“対照的”な経歴です。井上アナは『ミス青学』グランプリで、セント・フォース所属にして『news zero』(日本テレビ系)のお天気キャスターをしていた “ピカピカ”の経歴です。そうした先輩アナと比べると異色と言えますね。 ただYouTubeなどで駅伝について話しているのを拝見しましたが、ルックスはフレッシュかつキュートで、かなり好感度が高いキャラクターに見えました。仕事としてのアナウンス力は未知数ですが、声も高すぎず落ち着いていましたね。トレーナーとしての経歴はスポーツ番組などで活きてくるでしょうし、元気な雰囲気は情報番組で重宝されそうです。個人的には高いポテンシャルを感じます」(丸山氏) 松崎アナは早大在学中だった今年1月、同大競走部の箱根駅伝挑戦を支えたトレーナーとして読売新聞のインタビュー(1月13日)を受け、卒業後のキャリアについてこう答えている。〈卒業後は在京メディアに就職する。「間近で見てきた選手のリアルを伝え、自分以外の人をキラキラさせられるような人になりたい」と前を向く。〉 箱根駅伝は日本テレビ系の中継となるが、フジテレビ系でも学生三大駅伝の初戦となる毎年10月の出雲駅伝が中継される。そうした場での活躍がみられるのかもしれない。 即戦力として期待される岸本アナと、ほかにはない経験を積んできた松崎アナ。2人は久慈アナが抜けた「穴」を埋める「アナ」になれるか――。“初鳴き”が今から待ち遠しい。
2022.04.04 11:00
NEWSポストセブン
阿部亮平の秘話が語られた
“全員ドッキリ”が成立するSnow Man、グループで評価される理由
 ジャニーズの人気アイドルグループSnow Man。2020年のデビュー以来、快進撃を続けている。音楽シーンに限らず、バラエティーからも引っ張りだこ。個人活動だけではなくグループとして出演する機会が多いのも特徴だ。その理由について、コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 2日夜、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGPスノーマン全員ドッキリドレミの歌SP』(フジテレビ系)が放送されます。タイトルから、Snow Manへの“全員ドッキリ”が目玉コーナーであることがわかるでしょう。 日ごろ同番組に“ドッキリクリエイター”として出演している向井康二さんが他のメンバー8人に、かつて自分も仕掛けられた「ドッキリドレミのうた」を敢行。童謡「ドレミのうた」に合わせて仕掛けられるショートドッキリは向井さんが考案したものであり、メンバーたちがどんな反応を見せるのか。フレッシュなリアクションが期待されているとともに、過去の放送を踏まえると、向井さんへの逆ドッキリの可能性もありそうです。 Snow Manのメンバーたちは今まさに各局から引っ張りだこ。たとえばこの数日間の主な出演番組を見ると、3月30日の『ザ・タイムショック2022~超ハイレベルクイズ王決定戦SP~』(テレビ朝日系)に阿部亮平さん、『突然ですが占ってもいいですか?』にラウールさんと阿部亮平さん、4月1日に『人志松本のツマミになる話』(フジテレビ系)に宮舘涼太さんが出演しました。  音楽番組も、3月28日の『CDTVライブ!ライブ!春の4時間スペシャル』(TBS系)、同29日の『うたコン 春うたSP』(NHK)、4月1日の『ミュージックステーション 春の豪華3時間SP』(テレビ朝日系)など生放送の大型特番に連続出演。さらに、レギュラー冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)が健在のほか、全4回の冠特番『Snow Manが豪邸でシェアハウスしてみた!』(テレビ東京系)も放送されました。 ジャニーズ事務所の若手グループでは、King & Prince、SixTONES、なにわ男子が精力的に活動中であり、さらにジャニーズJr.にはTravis Japan、HiHi Jets、美 少年などのデビューが待望されるグループが目白押し。それぞれ異なる魅力を持つグループがそろう中、「現在、Snow Manは業界内で高く評価されているグループ」と言われ続けているのです。 しかも、かつて先輩のSMAPや嵐がそうだったように、「特にグループとしての評価が高い」と言われていますが、その理由はどんなところにあるのでしょうか。「できれば全員で」と思わせる理由 ジャニーズ事務所のアイドルに限らず、グループが知名度を上げ、人気を獲得していく上で鍵を握っているのは、メンバーの個人活動。「個人活動で得た人気や経験をメンバーに還元しながら、グループでの大ブレイクを目指す」という形がスタンダードであり、Snow Manにもその傾向が見られます。 しかし、テレビマンたちと話をしていると、「Snow Manは1人より2人、2人より3人、3人より全員のほうが相乗効果で魅力を感じられるタイプのグループ」という声が返ってきます。個人としてもいいんだけど、できればグループで出てもらいたい。だから「全員そろえるのは難しい」ことはわかっていても、「できれば全員で」「できなければ3~4人で」という形でのオファーをしたくなるようなのです。 テレビマンたちがSnow Manに「グループで出てほしい」と思う1つ目の理由は、彼らが全力かつ全速のリアクションが取れること。また、浮いたりスベったりを恐れない思い切りのよさや心の強さがあること。 彼らはトーク、表情、動作などのリアクションが大きく、速く、ポジティブ。常に全力なので空回りしてしまうこともありますが、それも若さあってのものであり、人間味があっていい。何より「番組にテンポと明るさをもたらせるのがいい」と言うのです。 なかでもバラエティは出演者たちのチームワークで成立しているため、出演者は必ずしも質の高さを求められているわけではありません。気の利いたコメントや笑いは、それが得意な芸人など他の出演者が担えばいいのであって、その点でテンポや明るさをもたらすSnow Manは計算の立つ存在のようなのです。ただ、今回の「“全員ドッキリ”という企画が土曜ゴールデンタイムで成立する」という事実は、もはや彼らだけで笑いをも担えるように成長したことの表れかもしれません。 テレビマンがSnow Manに「グループで出てほしい」と思う2つ目の理由は、バラエティで活躍できる20代の男性芸能人が極端に少ないこと。2020年春以降、民放各局は10~40代がメインターゲットの番組に力を入れるようになり、出演者の若返りを図っています。 しかし、各ジャンルの男性芸能人を見ると、芸人はアラフォーやアラフィフが中心であり、新たなブレイクも30代がほとんど。俳優には20代の主演クラスもいますが、もともと脚本通りに演じることが仕事の彼らはバラエティとの相性が微妙で、適応できる人も30~40代が多い。また、男性芸能人には、女性芸能人に多いバラドルやモデルタレントがほとんどいません。「20代の男性芸能人がバラエティに足りない」という状態が続く中、ジャニーズ事務所のアイドルに白羽の矢が立てられるのは当然でしょう。しかもSnow Manのように、多くの固定ファン層を持っている上に、常に全力で気取ったところがなく、嫌われにくいグループなら言うことなしなのです。売上と視聴率を支える「良質なファン層」 テレビマンがSnow Manに「グループで出てほしい」と思う3つ目の理由は、その固定ファン層。複数の番組プロデューサーから、「アイドルに限らず、最も良質なファン層だろう」という評価を聞いたことがありますが、実はこれが他の芸能人では替えが効かない最大のポイントではないでしょうか。「良質なファン層」と言われるベースは、強烈な購買力。つい先日、2021年のアルバム年間グローバルランキング『IFPI Global Album Sales Chart』でSnow Manのファーストアルバム『Snow Mania S1』で世界9位にランクインしたことが驚きを持って報じられました。もちろん日本人アーティストトップであり、デビュー2年のキャリアを踏まえても、その凄さがわかるでしょう。 Snow Manのファンは関連情報への反応速度が速い上に、「彼らを支えたい」という献身性もあるため、リアルタイム視聴率にも貢献。実際に歌番組などでは「Snow Manが出演すると確実に視聴率が上がる」と言われ、ラテ欄などでも優先的にグループ名が書き込まれています。 言わば、「日本一モノが売れるグループ」「視聴率を上げられるグループ」という評価は、良質なファン層によるものと言っていいでしょう。ただ、彼らのファン層が素晴らしいのは、これまでメンバーたちがひたむきに頑張ってきた姿を見せてきたからであり、「大事にされている」という実感を与え続けているから。ことあるごとに「スノ担になって本当によかった」と書き込むファンが多いことからも、彼らの人間性やアイドルとしての姿勢が支持されている様子がうかがえます。 これからもジャニーズ事務所の若手グループは切磋琢磨していくでしょう。しかし、良質なファン層からの力強い支えがあり、グループとしてのポテンシャルを評価されているSnow Manが、テレビというメディアの中心から外れることは考えにくいのです。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2022.04.02 07:00
NEWSポストセブン
フジ堤礼実アナも「暴露系YouTuber」の標的か、ド派手パーティー写真の真贋
フジ堤礼実アナも「暴露系YouTuber」の標的か、ド派手パーティー写真の真贋
“暴露系YouTuber”として、芸能界を震撼させているガーシーこと東谷義和氏がついに世界的企業に認められた。東谷氏が運営するYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』が、開設から約1か月でチャンネル登録者数は89万人(3月29日現在)を超え、YouTubeから表彰されたのである。「YouTubeは動画制作に情熱を注ぐクリエイターを讃えるために、表彰プログラムを用意しています。一定の参加基準を満たしている人で、チャンネル登録者数が10万人を超えると通称『銀の盾』がプレゼントされます。東谷さんは、この程、表彰されたようですが、このペースだと次の『金の盾』(チャンネル登録者数100万人)も時間の問題でしょうね。 もっとも、彼がやっていることは、かつての“友人”たちの秘密を暴露するというもので、私怨を指摘する声さえあります。YouTubeのような世界的企業が彼の動画を表彰することには賛否がありそうです」(ITライター) 実際、城田優や綾野剛らは彼の暴露、通称“ガーシー砲”に被弾し、ただならぬダメージを受けた。東谷氏の動画は多くの芸能人たちに恐れられているが、実は動画以外でも波紋を広げているものがある。それが東谷氏のTwitterのヘッダー画像だ。 ヘッダー画像とは、Twitterの画面上部(ヘッダー)に表示される画像のこと。東谷氏の場合は、40人以上の芸能人たちと一緒に写っている“集合写真”である。「この写真は4年ほど前、誰かの誕生日パーティーで撮られてものと見られています。中央の東谷さんを囲むように、城田さん、佐藤健さん、山田孝之さん、ワンオクのTakaさん、ムロツヨシさん、山田優さん、ローラさんにすみれさん……そうそうたる面々が確認できますね。ほとんどが、これまで東谷さんとの関係が取りざたされてきた“いつメン”なのですが、意外な女性が1人写っていたようなんです。前列、カメラ目線で微笑んでいる女性が、フジテレビの堤礼実アナウンサー(28才)ではないかと言われています」(芸能関係者) フジテレビ入社6年目の堤アナは、朝の情報番組『めざまし8』で水曜と木曜の情報キャスターを務めるほか、『みんなのKEIBA』などにも出演中。『めざまし8』公式のTikTokではキレのあるダンスを披露するなど、テレビでもSNSでも注目を集める存在だ。そんな堤アナが東谷氏の“パーティー写真”に写っているという情報にフジテレビ局内は騒然としたという。「まず女子アナウォッチャーたちが騒ぎ出し、すぐにフジ局員の耳にも情報が入りました。東谷さんは“アナウンサーの情報もある”と発言していたので、上層部は戦々恐々としています。先日、堤アナに聞き取り調査が行われたそうですから、ガーシー砲が炸裂するのか不発に終わるか、今後1か月ぐらいは周囲はヒヤヒヤものです」(フジテレビ関係者) 堤アナは、学生時代からキャスターを務め、ファッション誌の読者モデルとしても活躍するなど、入社以前から目立つ存在だった。入社後、2020年にはプロ野球界屈指のイケメンと名高い横浜DeNAベイスターズの神里和毅選手(28才)と自宅デートが報じられ、スキャンダルの洗礼は浴びているものの、“ガーシー砲”となると、その比ではないだろう。 フジテレビに、東谷氏のパーティー写真に堤アナが写っているのか、また聞き取り調査をしたのかなどを問い合わせたが、「特にお答えすることはございません」(企業広報部)とのことだった。 あっさりとした回答の真意は、堤アナが“白”だったからか、それとも……。
2022.03.30 07:00
NEWSポストセブン
次期エースと言われている井上清華アナ
『ホンマでっか!? TV』カトパン後任に井上清華アナ抜擢の理由
 フリーアナウンサーの加藤綾子(36)が進行役を務めている『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)の後任に、同局の井上清華アナウンサー(26)が就くことが報じられた。同番組は司会の明石家さんま(66)と個性の強い専門家軍団や加藤アナとのやり取りが人気で、その重要な役目を担う大抜擢と言える起用だ。 井上アナの起用に早くもネットでは、〈井上アナとさんまさん、専門家陣の新しいやり取りが始まるのも新鮮でマンネリ打破にもなり良いかも〉〈井上清華さん、大好きです。カトパンも大好きなので素晴らしいリレーです〉など、期待の声が上がっている。 井上アナは2018年に青山学院大学を卒業してフジテレビに入社し、1年目から『めざましテレビ』のリポーターを務めた。2021年4月からは同番組のMCに起用されており、「局内でも次期エースとの呼び声が高い」(フジテレビ局員)という。「朝の番組を長く務めているため他番組での露出の機会は少ないが、時折バラエティ特番に出演しても、硬軟を上手く使い分けたアナウンス対応ができます。番組スタッフへの気配りも忘れないから、局内で井上アナのことを悪く言う人は聞いたことがありません」(同前) また、今回抜擢された理由には、こうした井上アナの実力が考慮されただけでなく、局側のとある配慮もあるようだ。前出のフジ局員が続ける。「大御所のさんまさんへの心配りです。番組内で共演者と丁々発止のやり取りを繰り広げるさんまさんですが、とりわけアシスタントを務めるアナウンサーに関しては、息が合うかという点を大切にしている。井上アナは2020年に代打出演した『さんまのお笑い向上委員会』でさんまさんと共演しているため、相方を務めるのに適任だと白羽の矢が立ったと聞いています」 一方、同じくさんまがMCを務める『お笑い向上委員会』は揺れている。同番組のアシスタントを長年務めた久代萌美アナ(32)が局外異動で担当を外れ、後任となった久慈暁子アナ(27)も1年も経たないうちに退社することに。「せっかくフィーリングが合い始めたタイミングでまたアシスタントが代わってしまい、スタッフはさんまさんに対して面目が立たない状態。正直『お笑い向上委員会』も井上アナにやってほしいくらいですよ(苦笑)」(同前) 井上アナに重責がかかってきそうだ。
2022.03.27 16:00
NEWSポストセブン
菅田将暉の秘密
菅田将暉『ミステリと言う勿れ』の成功とドラマ人気に火が付く条件
 ドラマにおけるある種のトレンドは、作品のクロージングからも窺われるものだろう。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 冬期のドラマも次々に幕を閉じる時期。前評判の盛り上がりに比べると、話題がしぼんでしてしまった作品も多かった印象です。特に黒木華さんや高畑充希さんといったトップクラスの人気役者が主演したドラマがなかなか盛り上がらず。しめった幕引きになってしまったのはなぜでしょうか? 振り返れば、黒木さん高畑さんのドラマはいずれも「ネットニュース編集部」「ベンチャー企業」と具体的な仕事現場が舞台。お仕事ドラマの側面と共に人間関係を描いていく内容でした。しかし、脚本が十分に練り切れていないせいか描かれた仕事も表層的でやや雑な作り。リアルさが足りず、また主人公のキャラクターの掘り下げも不十分で苦悩や成長といった人間ドラマの要素も物足りなかった。 たとえ個性的で演技派の女優たちを看板に並べたとしても、その魅力を十分に発揮するチャンスを準備できなかった、ということでしょうか。 一方、最終回を前に勢いづいているのが『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系月曜午後9時)。一語終わるごとにネットのコメントも沸騰、視聴率も二桁を維持し続けています。 今やドラマ人気の新たな指標として注目される「配信再生回数」ですが、このドラマの9話までの見逃し配信再生数は3202万再生に達し、1クールのドラマで「計3千万回超えは民放番組初めて」の快挙だとか。残り一話ですが「ドラマに賭ける」というフジテレビの意気込み通り、しっかり爪痕を残しそうです。『ミステリと言う勿れ』というドラマは、一見すると「犯人は誰か」といった謎解き要素が多くミステリーのようでいて、しかしその奥には「人間の抱える矛盾とは」「生きるとは」といったテーマが横たわっている。いわば純文学風です。「真実は1つなんかじゃないですよ。真実は人の数だけあるんです。人は主観でしか物を見れない。自分が正しいとしか言えない」「人は病に負けたから死ぬんじゃない」「自分ができることは人もできると信じている教師は、多くを取りこぼすことになる」 菅田将暉さん演じる久能整のセリフは、当たり前のことに疑問を投げかけたり既成概念にを揺さぶる本質的な問いかけ。だから視聴者も一度ドラマを見たら終わりにはならず自分の中で反芻したり考えたり。謎解きのストーリーに依存せず人間の不思議さや迷い、葛藤や苦悩といった要素がしっかりと盛り込まれ、そうした要素が個性派の役者たちをより一層輝かせた、とは言えないでしょうか。 このドラマに登場した個性派役者といえば菅田さんはもちろんですが、例えば風呂光刑事を演じた伊藤沙莉さん。女性刑事ということで職場に居心地の悪さを感じ、完璧ではない自分に対する迷いやミスを重ねる弱さ等も含め、人間臭さを描き出しています。 あるいは9~10話で視聴者を魅了したライカ(千夜子)役の門脇麦さん。解離性同一性障害で人格が豹変するという難しい役でしたが、ライカと千夜子の演じ分けに視聴者は震撼としました。「~だ」「なのか」という中性的な口調でライカの特異性を浮き上がらせていく演技は、門脇さんにしかできない存在感。整にむかって「痛みを代わってあげられたらよかったな」と語るセリフは短い中に悲しみが溢れていた。難解な役に門脇さんをキャスティングして大正解。個性派女優の名に恥じない圧巻の演技を見せてくれました。 そして最終回は、いよいよ犬堂我路役・永山瑛太さんの演技に大注目です。  役者たちの潜在的な魅力を引き出すことに成功した『ミステリと言う勿れ』。それに対して、たとえ演技の上手い人気役者を主役にしても、条件が揃わなければドラマ人気に火が付かないということを、冬期のドラマは示してくれたのではないでしょうか。 NetflixやAmazonの力もありネット配信が浸透し、配信再生ビジネスのうまみも見えてきた今。各局はドラマを強化していく傾向を鮮明にしています。フジテレビは新たにドラマ枠を作り、テレビ東京もTBSも深夜ドラマを増やしNHKにいたっては朝ドラならぬ夜ドラマを毎日15分、月~木に放送するという。 しかし、ただ数を増やせば良いというわけではない。粗製濫造ではなく何度も見たくなる深みのある作品や役者の魅力がにじみ出すような秀作をいかに丁寧に創り上げ世に送り出せるか。それが結果的に配信再生回数を生み出すことにつながっていくはず。制作サイドの力量と熱量が問われているように思います。
2022.03.26 16:00
NEWSポストセブン
久代萌美アナ、フジ退社後に吉本興業入り 古巣泣かせの暴露キャラになるか
久代萌美アナ、フジ退社後に吉本興業入り 古巣泣かせの暴露キャラになるか
 フジテレビの久代萌美アナ(32)が3月いっぱいで退社し、今後は吉本興業に所属すると報じられた。 久代アナといえば、『さんまのお笑い向上委員会』や『ワイドナショー』のアシスタントMCを務めて人気を集めていたが、昨年7月に突如、系列各局との調整を担う「ネットワーク局」に異動した。 異例の人事の裏で、久代をめぐる騒動が起きていたという。「問題となったのは、昨年4月に発覚したアナウンス室のステマ騒動です。三田友梨佳アナ(34)や宮澤智アナ(32)、久慈暁子アナ(27)ら計8人が、美容室に無料サービスを受ける代わりにSNSで宣伝していた件で、情報を売った犯人として久代アナが疑われたんです。彼女は顔が広く、メディア各社にも知人がいたようです。本人は疑惑を全否定したそうですが、あの一件を受けてアナウンス室内で距離を置かれたといいます」(フジ関係者) そんな久代アナがフリーになるとあって、戦々恐々としているのが、古巣のアナたちだという。別のフジ関係者が語る。「フジに対して複雑な感情を持っているでしょうし、何より久代アナは“合コン隊長”と呼ばれるほど、過去には同僚アナを誘って様々な飲み会に顔を出していた。アナウンス室の秘密を知り尽くしています。フリー転身後、もし局アナ時代の赤裸々トークを始めたら……と青ざめるアナもいます」 しかも、昨今は暴露キャラのフリーアナが受けている。芸能ジャーナリストの三杉武氏が語る。「元テレビ東京アナの鷲見玲奈(31)が局アナ時代のギャラや野球選手からのお誘い話を暴露したり、元フジテレビアナの大島由香里(38)もYouTubeチャンネルでNGなしの質問コーナーに答えるなど、ぶっちゃけ話で人気を得ています。 久代アナも局アナ時代のマル秘ネタは山ほど持っているはず。芸人と絡んで活きるタイプなので、今後はバラエティ番組などで爆弾トークを炸裂させるかもしれません」 波乱の幕開けとなるか。※週刊ポスト2022年4月1日号
2022.03.21 16:00
週刊ポスト
島崎和歌子『オールスター感謝祭』MC務めて30年「この席は誰が譲るか!」
島崎和歌子『オールスター感謝祭』MC務めて30年「この席は誰が譲るか!」
 芸能界デビューして33年、いまでは『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)や『人生最高レストラン』(TBS系)など、バラエティー番組で大活躍の島崎和歌子(49才)。『オールスター感謝祭』(3月26日18時30分~、TBS系)での司会は今年で31年目。彼女を“お笑いの師”と仰ぐ、コラムニストで構成作家の山田美保子が、話を聞いた。山田:師匠! お久しぶりです。よろしくお願いします!!島崎:(爆笑)『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で共演させていただいたときから美保子サンはそう言ってくださっていますよね? 「島崎和歌子は最初に笑い出して最後まで笑っている」と書いてもくださって。オバサンがオバサンを褒めてもなんにも生まれないのに……、ホントに、ありがとうございます。山田:私はバラエティーの作り手でもあるので、特に和歌チャンのスゴさがわかるんです。裏回しをしてくれたり、慣れていない出演者のフォローをしてくれたり、絶妙な間や緩急でリアクションしてくれたりする。和歌チャンが笑ってくれると、同年代以上の女性視聴者のかたは「私が見てもいい番組なのね」と思うんですよ。島崎:なるほど。振り返れば、私は10代で出会った島田紳助さん(65才)から始まって志村けんさん(享年70)、そして(明石家)さんまサン(66才)と「笑いの神さま」のようなかたに直に教えていただけたのは本当に恵まれています。山田:その紳助さんの“太鼓判”もあって和歌チャンがMCになった『オールスター感謝祭』(TBS系)は30周年、満60回!島崎:今春で61回目です。2020年春はさすがに休止しましたけれど、その後は、スタジオの人数を減らしたり、「赤坂5丁目ミニマラソン」を千葉県の「東京ドイツ村」でやったりして、懸命に続けているところです。TBSはザ・ドリフターズの『8時だヨ!全員集合』をやっていたから生放送のバラエティーに強いんですよね。TBSの佐々木卓社長は、似顔絵入りの激励メッセージ付きで現場にたくさん差し入れしてくださったり、局として楽しく継続していこうとしてくださっている。そういう番組に長年かかわれている私は幸せ者です。山田:この春は多くの長寿番組が終了したり、大御所の卒業も相次いだりしています。なのに和歌チャンは31年目。島崎:紳助さんとご一緒していた『青春!島田学校』や『クイズ!当たって25%』のスタッフさんが『~感謝祭』もやっていらしたことも大きいですね。 紳助さんが降板されてしまったときはスケジュール的に、次回が迫っていたんですけれど、「島崎和歌子なら大丈夫」と多くのかたに言っていただけたのはありがたかったです。 でも、ヒールで5時間半は、もうツライですよ(苦笑)。今田(耕司)サン(56才)と「あと、どれくらい?」「え? まだ40分しか経ってないの?」とビックリし合っていますね。 出演者の皆さんも、毎回、入れ替わるし、最近の若いかたは名前の読みかたが難しい! 顔も似ているでしょ?(笑い) ルビをふったり付箋を付けたり、ホント大変なんですよ。50才近くになって、物忘れもひどくなったし、顔はわかっていても言葉では出てこない。 あと視力も怪しくなっていて、AKB48が46に見えちゃったりして、勝手に2人、卒業させちゃったり……(笑い)。 私と今田サンの席はモニターとクイズの問題と順位が常に出ているんですが、5時間半やってるとコンピューターもフリーズしちゃうんですから。山田:でも、最近は、4月期や10月期のドラマに出演されるイケメンがたくさん出演されてアーチェリーに挑戦したり、マラソンをしたり……。島崎:それしか楽しみがない!!(笑い) 芸人ばっかりじゃ、イヤですよ~……なんて言ってちゃいけないですね(笑い)。 これも長寿番組だからこそのことなんですけれど、子供の頃に『~感謝祭』を見てくださっていた俳優さんたちが、「出たかった」「体を張りたい」と言ってくださるんです。 たとえば田中圭クン(37才)とかは、初出演のときからいろいろなことに挑戦してくれました。年に2回だけではありますけれど、出演者のかたのそういう成長の歴史みたいなものを間近で見られるというのは幸せなことだと思います。恐ろしいことにこの世界は本当に移り変わりが激しい山田:イケメンといえば、妻夫木聡サン(41才)と噂になったことがありましたよね? 島崎:私が? それ、小栗旬クン(39才)じゃないですか?(笑い) 私のスッピンが山田優チャン(37才)のスッピンに似ているとかで、その昔、西麻布界隈で噂になっていたのが芸能リポーターの井上公造さんの耳に入ったんです。私のところに確認にいらっしゃいましたよ。でも小栗クンも妻夫木クンも『~感謝祭』でしか会ってません。 私がTBSのいろいろな番組で“感謝祭の名場面”の1つとして挙げているのは土屋太鳳チャン(27才)の「ミニマラソン」。「日曜劇場」(『IQ246~華麗なる事件簿~』)を背負って走ってくださいました。もともと運動神経がいいとは知っていましたけれど、ゴールで酸素缶を口にあてて倒れこんでしまったときは、もう本当にビックリしちゃって、こんなことに命かけないで~って言っちゃいました。そうしたら後から、お手紙をくださって……。本当にイイ子! グレないで真っすぐ育ってほしいですよね。山田:「土屋太鳳チャンイイ子説」を疑ってかかっていたタレントさんの多くが「実際に会ったら、あのまんまの本当にイイ子だった」と(笑い)。島崎:恐ろしいことに、この世界は本当に移り変わりが激しいですよね。ほんと、怖い。『~感謝祭』は次々に新しい俳優さんやタレントさんが出演しますから。断捨離をしすぎて家の中が寒々しくなった山田:そんな怖い世界で33年! 女優さんでデビューして「ワカコドキドキ」のキャッチコピーで歌も歌って、バラエティーもロケもMCもして。島崎:やってきたことって無駄にはならないんだなって、コロナ禍でシミジミ思います。アイドル冬の時代にデビューしたからこそ、私はいろいろな仕事をやらせてもらえました。50才を目の前にすると、違う意味で「ワカコドキドキ」ではありますよ(笑い)。でも、いろいろやっておいてよかったです。山田:“多様化の時代”を先取りしていたってことですね?島崎:また美保子サン、うまいこと言う(爆笑)。ただ、コロナ禍になって休みが増えたのは事実です。最初のうちは、「休むのイヤ」って思っていたんですけれど、いまは休むのも大切だって思います。お肌や体のメンテナンスも必要ですからね。 テレビは4K8Kとか、「どこまで映すの?」「そんなに細かいところまで勘弁して」っていう時代にもなっていますからね。山田:そうそう、以前、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出てくださったとき、「断捨離をしすぎて、家の中が寒々しくなった」と話されていましたけれど、いまは?島崎:定期的に断捨離はしていますよ。テーブルと椅子さえあればいいと思って、もう15年くらい前からリビングにソファは置いていません。結局、畳んだ洗濯物を置いたり、寝転んだりしちゃうでしょ? でも、あまりにも部屋に何も置いていないのでこの冬もやっぱり寒かった(笑い)。ルームシューズとか膝掛けとか、以前は買わなかったピンクなどの暖色で揃えたりしています。山田:生身の男性の温もりはいりませんか? 結婚は?島崎:まったく、その気はないですね。だって、この2年くらい同年代の女性芸能人って、たくさん離婚してませんか? それに独身だからって、昔みたいにいろいろ言われたりしない。いい時代になったと思っているんです。ラッキーだなって。 それに私は本当に人に恵まれています。紳助さんは奥さまを通じていまになって褒めてくださいますし、さんまサンは番組終了後いつも「ありがとうな」ってメールをくださる。もうすぐ三回忌を迎える志村けんさんからは「スタッフに嫌われたら、この世界、やっていけないからね」と16才のときに教えてもらいました。“芸事の先輩”に心からの感謝をしながら、これからも、もがいてやろうと思って……。『~感謝祭』の席は誰が譲るか! もしも誰か来そうになったら蹴落としてやるってハッキリ言っています(笑い)。春も、ぜひ、ご覧ください!構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。撮影/平野哲郎※女性セブン2022年3月31日号
2022.03.20 16:00
女性セブン
篠原涼子
篠原涼子に漂う“現役感”に共演者、スタッフからため息 離婚騒動でも好感度上昇 
 離婚騒動から半年たった女優・篠原涼子(48才)の勢いが止まらない。ドラマ、映画と出演が続き、バラエティからも引っ張りだこだ。その理由について放送作家でコラムニストの山田美保子さんが解説する。 * * * 2月14日から配信がスタートしたNetflixの主演ドラマ『金魚妻』と、3月12日に公開された主演映画『ウェディング・ハイ』の番宣で、篠原涼子がトーク番組やバラエティ番組、情報番組などに出まくっている。『金魚妻』は、タワマンを舞台に6人の女性が禁断の不倫愛に足を踏み入れていくストーリー。離婚ホヤホヤの篠原や長谷川京子が大胆な“艶技”に挑戦していることは、おおいに話題を呼んでいる。 篠原は、監督が女性(フジテレビの並木道子氏ら)なので「女性でも安心して観られる」とPRしている。“sino R fine“名義で同作の主題歌『Crazy for you』も担当し、サビの歌詞の一部は自分のアイディアだとも明かしている。共演者やスタッフからは「キレイ」「瑞々しい」の声 果たして、トーク番組でもバラエティ番組でも情報番組でも、時間帯に関係なく画面から伝わってくるのは、48歳とは思えない篠原の若々しさと美しさ、そして“現役感”である。 共演したタレントや制作を担当したスタッフらに話を聴くと、生で見る篠原には、画面越しよりもさらに生々しい現役感に溢れているそうだ。 そういえば、『A Studio+』(TBS系)に出演した際は、オープニングで篠原の楽屋を訪ねたKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、ひととおり挨拶を終え、扉を閉めた直後、溜息交じりに「キレイ」と呟いていた。いつもなら本編に出す取材結果をゲストに匂わせ、慌てさせるだけなのに、「初めまして」だった篠原の美しさと艶やかさに藤ヶ谷のほうが慌ててしまったというワケだ。 他番組のスタッフからも、「肌の瑞々しさがハンパなかった」「ナマ脚で驚いた」「ボトムスが超ミニ丈で目のやり場に困った」などなど、戸惑いの声を聞いたものである。 篠原を「神様がくれた宝物」と表現していた市村正親との15年間の結婚生活は、昨年7月、まさかのピリオドが打たれ、マスコミを驚かせた。数年前、立て続けに市村、篠原と共演し、夫婦や子供たちのほのぼのとした話をたっぷり聞かせてもらった筆者も、おおいに驚いたくちだ。 コロナ禍になり、二人には度々別居報道があったものの、それは互いの仕事の現場に迷惑をかけないようにと話し合い、夫婦揃って“自主隔離”していると聞いていてもいたからだ。 果たして昨年7月。二人の息子さんの親権を市村が持ち、同年10月には、市村が主演するミュージカル『オリバー!』のキャストに長男が加入。市村は目を細めながら喜んでいたものである。 一方、篠原には年下の男性アーティストや人気俳優との密会報道などがあったことから、離婚によるダメージは避けられないとみられていたのである。 ところが、『女性セブン』の既報どおり、市村の誕生日パーティーに篠原が軽装で参加したり、いまも市村のことを話す際、「夫」と言ったりする“不思議な間柄”が度々マスコミで取り沙汰されている。“ごっつ”でのダウンタウンとの共演経験が強みに“時代”も味方していると思われる。『金魚妻』で共演している長谷川京子や、映像作品のみならずファッショニスタとしてファッション関係のアンバサダーをはじめ、婦人誌などからも引っ張りだこの鈴木保奈美。そして家庭用商材のテレビCMの本数が全く減らない杏など、離婚をしても公私にわたり輝き続けていれば女性視聴者の支持が下がらないというのが昨今の傾向。 加えて篠原の場合は、「ダウンタウンに鍛えられたバラエティ力」というのが、いまも付いて回っているのである。鬼才・バカリズム脚本の完全オリジナルストーリー『ウェディング・ハイ』で見せる“顔芸”ともいうべき大胆な表情や、ヒールを脱ぎ捨て裸足で式場のフロアをドタバタ走るシーン。さらには、番組で篠原が、ちょっとでも女優らしからぬことを言うと、「“ごっつ”(『ダウンタウンのごっつええ感じ』〈フジテレビ系〉)に出ていましたもんね」「さすがは、松ちゃん(松本人志)、浜ちゃん(浜田雅功)と共演していただけあって笑いをわかっている」となる。 こうした篠原の現場では、市村正親の話や離婚ネタが、一応「NG」とされているそうだが、話の方向が元夫や子供たちに向いても顔色一つ変えず、切り抜けるのだという。「やっぱり話しがうまい」「修羅場を潜り抜けてきただけあって、咄嗟の対応が絶妙」「すごく慣れている」と。何もかもわかっている篠原がトークの流れでサービスしてくれる瞬間もあるのだという。 4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)の金曜恒例、「直送!とれたてエンタ」のコーナーに篠原が出たときにも、驚かされる場面があった。19年ぶりにCDをリリースし「歌をずっとやりたかった」「秘めていた想いがあった」と語った篠原。『金魚妻』に因んで、相手役の岩田剛典にとって「金魚がラッキーアイテムだった」と明かしたのち、篠原がプライベートで飼育しているという金魚の話に。篠原はその画像を番組に提供までしたのである。視聴者の誰もが、独り住まいになった篠原が自宅で飼っていることを想像しながら観ていたに違いないが、詳細はナレーションが引き取ることに。なんと、金魚の画像に付けられたナレーターの原稿は、「息子さんが世話を担当しているそうです」。 !!!「プライベートな話は一切いたしません」などとツレないことは言わず、私生活が垣間見える画像を見せて視聴者にサービスし、辻褄が合わなかったり説明がつかなかったりする部分はナレーション処理。番組含め、ものすごいワザを見せてもらった。 離婚後も“無傷”であるというだけでなく、配信ドラマに映画に主題歌にと再びブームが到来したと言っても過言ではない篠原涼子。当然、好感度は下がるどころか上がっている。 篠原涼子、恐るべし…である。◆山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
2022.03.19 16:00
NEWSポストセブン
『逃走中』
ついに“真っ向対決”の『逃走中』と『鬼タイジ』、何が違うのか?
 この週末、『THE鬼タイジ』(TBS系)、『逃走中』(フジテレビ系)という2つの人気アトラクション型ゲームバラエティが放送される。類似性も指摘されてきた両番組だが、どこが違うのか? そして内容や視聴率ではどちらに軍配が上がるのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 19日夜にTBSが『THE鬼タイジ』、20日夜にフジテレビが『逃走中』を放送します。 どちらもアトラクション型のゲームバラエティですが、これまで何度もネット上で両番組の類似性が指摘され、「パクリだ」「全然違う」「こっちのほうが面白い」などの論争を巻き起こしてきました。 両番組が同じ週の土日ゴールデンタイムで連日放送されることで、その内容、視聴率、反響などが比べられるのは間違いないでしょう。『THE鬼タイジ』と『逃走中』には、どんな違いがあり、どんな結果や今後が予想されるのでしょうか。『逃走中』を猛追する『鬼タイジ』 まず『THE鬼タイジ』は、「人間を襲う鬼を特殊な光線銃で打ち倒し、人間に戻す」というシューティングがメインのゲーム形式。「逃げる」より「攻撃する」要素が強く、サバイバルゲームを彷彿させるところがあります。一方の『逃走中』は、ハンターからひたすら逃げ続ける鬼ごっこ。両番組のゲームコンセプトに大きな違いがあることは明らかです。 ただ、『逃走中』は長年放送されているほか、ドッジボールをベースにした攻撃型の『戦闘中』という派生番組もあり、さらに昨年にも逃げるモノノケを捕らえる『モノノケハント』も加わりました。そのため、「アトラクション型のゲームバラエティと言えば、フジテレビの『逃走中』シリーズ」というイメージの視聴者が多いことは確かです。 また、多くの芸能人やアスリートなどを集めて行われること、成果によって多額の賞金が得られること、追い込まれた状況を作って出演者の素顔を引き出そうとしていることなどは、ほぼ同じだけに後発の『THE鬼タイジ』は「パクリ」などと言われやすいところがあります。 驚くべきは、『THE鬼タイジ』が第1弾の2020年12月から今回までの約1年4か月で6回というハイペースで放送されていること。さらに前回は、まさかの大みそかゴールデンタイム放送であり、TBSが看板番組にしようとしている様子が伝わってきます。一方のフジテレビは『逃走中』を18年弱に渡って制作してきたほか、昨年は『逃走中』を4回、『戦闘中』を2回、『モノノケハント』を3回放送することで、あらためて業界トップの制作力を見せました。 TBSは新たな看板番組を定着させたい。フジテレビは先駆者として負けられない。そんな思いが見えながら、これまでは放送日が近づくことはありませんでしたが、実は昨年の大みそかに『THE鬼タイジ』、今年の元日に『逃走中』が連日放送されました。ただ、年をまたいでの連日放送であり、年末年始の特番ラッシュで両番組が比較されることはなく、わかりやすい直接対決となる今回は、ともに十分すぎるほどの意気込みが伝わってきます。ターニングポイントは2020年 では、アトラクション型のゲームバラエティが土日のゴールデンタイムで直接対決するほど増えているのは、なぜなのでしょうか。 長年にわたって放送されてきた『逃走中』も2016年と2017年は年1回に留まり、派生番組の『戦闘中』も2019年と2020年の放送はゼロ。しかし、『逃走中』はここ3年間4回ずつ放送され、『戦闘中』は昨年復活して2度放送されました。また、昨年は前述したように『モノノケハント』も3回放送され、もう1つ『超水上サバイバル オチルナ!』というゲームバラエティも放送されています。 一方、『THE鬼タイジ』の初回放送は2020年12月5日でした。当時は映画『鬼滅の刃 無限列車編』が大ブームの真っ最中であり、「鬼タイジ」というコンセプトはファンに訴求できるものですが、この時期に放送がはじまった理由はそれだけではありません。 やはり大きかったのは2020年春の視聴率調査リニューアル。個人の視聴データが全国的に調べられるようになったことで、民放各局が多くのスポンサーが求める主に10~40代の視聴者層に向けた番組を作るように一変しました。フジテレビとTBSが2020年から現在にかけてアトラクション型のゲームバラエティを増やしたのは、その要になるファミリー層を狙い撃ちできるからなのです。 特にTBSは2021年春にターゲット層を10歳若返らせた4~49歳を「新ファミリーコア」と名付け、さらなる番組の若返りを実行。ハイペースで放送する『THE鬼タイジ』を成功させたら、新たなアトラクション型のゲームバラエティを投入しそうなムードが漂っています。 今回の直接対決は、どんな結果が予想されるのでしょうか。人気芸人、ジャニーズやAKBグループのアイドル、身体能力の高いアスリートなど、出演者のバランスは、ほとんど変わらないだけに、「よりガチンコの緊張感とドラマティックな展開を演出できるか」が問われそうです。 ただ、学生たちがマネをして遊ぶなど愛着があるのは『逃走中』であり、評判という点は圧倒的優位でしょう。一方の『THE鬼タイジ』は、それを覆すインパクトがほしいところです。ちなみに視聴率という観点では、裏番組の強さから日曜夜より土曜夜のほうが有利であり、『THE鬼タイジ』が『逃走中』を上回ることがあるかもしれません。 アトラクション型のゲームバラエティが好きな視聴者はもちろん、それ以外の人々にも「どちらも面白かった」と満足させられるのか。注目してみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。 
2022.03.19 07:00
NEWSポストセブン
柄本佑&時生兄弟が他の2世俳優とは違う独自のポジョションを築けた理由
柄本佑&時生兄弟が他の2世俳優とは違う独自のポジョションを築けた理由
 近年目覚ましい活躍を見せ、いまやテレビや映画で見ない日はない柄本佑(35才)と柄本時生(32才)。兄の佑は放送中のドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)や映画『真夜中乙女戦争』に主要な役どころで出演中。弟の時生も、最終回を迎えたドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)での好演が記憶に新しい。いずれも印象的な役どころを演じているが、特に最近は兄弟で真逆とも言える役を演じ、注目を集めている。両者の違いや魅力、ルーツについて、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。 * * * 兄の佑が出演する『ドクターホワイト』は、作家・樹林伸(59才)による小説『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』とその続編『ドクター・ホワイト 神の診断』を原作に、浜辺美波(21才)が主演を務めた医療ドラマ。瀧本美織(30才)や石坂浩二(80才)ら豪華俳優陣が集結し、記憶喪失で社会性に欠けるものの、医学知識を持つ謎の女性・白夜(浜辺)を中心に、シリアスかつコミカルなタッチの物語が展開する。そんな作品で佑が演じるのは、白夜を保護することとなった医療ライター。ミステリー要素も含んだ本作において物語の舵を切る役どころであり、浜辺を一番近くで支えるポジションだ。 一方、弟の時生が出演した『真犯人フラグ』は、失踪した家族を捜す男の奮闘を描いたミステリードラマ。主演の西島秀俊(50才)を筆頭に、宮沢りえ(48才)、芳根京子(25才)、渋川清彦(47才)など人気キャストがこぞって出演し、先の読めない展開と演技合戦が話題を呼んだ。そんな作品で時生が演じるのは、“妻子失踪事件”に端を発するさまざまな事件に土足で介入してはネット配信して大衆を煽る、迷惑なユーチューバーだ。他のアクの強い面々に引けを取らないキャラクターで、物語の展開をかき回し、盛り上げ役を買って出ている。 こうして見比べてみると、佑と時生は真逆と言える役どころを演じている。兄の佑は作品のより中心部に近いところに立って物語を引率し、同時に支えるポジションでもある。彼の存在は作品全体のクオリティにも影響するものだろう。そして弟の時生は作品の中心と外側を行ったり来たりして、非常に自由な振る舞いを見せている。彼が物語の核心に触れることも多々あるが、どちらかと言えば作品のスパイス的な存在なのではないだろうか。 兄・佑は主役級の俳優で、弟は当代きってのバイプレイヤー。ここ最近の2人の活動だけに目を向けると、そんな意見も出てきそうだ。事実、佑は2021年には映画『痛くない死に方』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』という2つの主演映画が公開され、6月放送開始予定のドラマ『空白を満たしなさい』(NHK総合)でも主演を務める。“作品の顔”になることが多いわけだ。対する時生はというと、例えば映画『CUBE 一度入ったら、最後』ではごく限られた出演シーンだけで観客にインパクトを与え、作品の世界観を提示する役割を担った。この手堅さなどから、たしかに彼は“バイプレイヤー”といえる存在だと思う。柄本家をルーツに持つ強み とはいえ、2人とも、いま演じているような役ばかりを演じてきたわけではない。映画『真夜中乙女戦争』での佑は主人公に多大な影響を及ぼす過激でニヒルな男を演じている。また、菅田将暉(29才)主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には“記憶喪失の爆弾魔”として登場し、物語をかき回すポジションを担った。時生もNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』シリーズで主人公らと帯同する素朴な青年に扮し、映画『BLUE/ブルー』では、ボクシングに目覚め努力する意義を見出す青年を好演していたことも記憶に新しい。特に後者に関しては、主人公の1人ともいえる役どころだった。 両者とも10代のうちに映画主演を経験し、早くから頭角を表してきたために膨大な数の出演作があり、多種多様な作品・役でキャリアを重ねてきた。どのポジションにもキャラクターにも適応してみせるのが、この兄弟の強みなのだ。 柄本兄弟の強みのルーツには、やはり父・柄本明(73才)と母・角替和枝さん(享年64)の存在があるのだろう。俳優一家に生まれ育ち、幼い頃から演技に慣れ親しんできたわけだ。2019年に公開された映画『柄本家のゴドー』は、「ET×2」という演劇ユニットを組んでいる佑と時生が、父・明を演出家として迎えて挑む舞台『ゴドーを待ちながら』の稽古場に密着したドキュメンタリーだった。 柄本明といえば、現在の日本の演劇界や映画界において重鎮と言える存在だ。同作には、“親子だから”という甘えは通用しない現場の様子が記録されていた一方で、親子で純粋に演技を楽しむ様子も収められていた。こうした環境で育った事実は、当然ながらそれぞれの現在の芸にも反映されるはず。父の明がそうであるように、求められるものに的確に応えられてこその“名優”である。この環境が、他の2世俳優や兄弟で活躍する俳優たちとはまた違う、柄本兄弟ならではの強みに繋がっているのではないだろうか。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2022.03.17 16:00
NEWSポストセブン

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