芸能

“10日婚”が話題の梅宮アンナ、夫婦生活がうまくいくカギは父・辰夫さんと比較しないこと「昭和には珍しかった父親像」

梅宮家

梅宮アンナが出会って10日の世継恭規さんとの結婚を発表

 5月27日に自身のインスタグラムで入籍を発表し、出会ってからわずか10日で入籍というニュースが話題を集めた梅宮アンナ(52歳)。過去には恋愛事情でたびたび芸能界をお騒がせしてきたこともあってか、世間の声は肯定的なものだけではない。しかし、有名人批評や夫婦に関する問題などの執筆活動を行うライター・仁科友里さんは、この結婚を前向きにとらえているという。その理由や夫婦生活がうまくいくために必要だと考えることについて語ってもらった。

* * *

波乱万丈な恋愛をしてきた梅宮アンナが出会って10日婚

 タレント・梅宮アンナさんがアートディレクター・世継恭規さんとの結婚を発表しました。出会ってからわずか10日の電撃婚です。

 アンナさんと言えば、20代の頃に父・梅宮辰夫さん(享年81)が「“稀代のワル”」と呼んだ、元俳優の男性との恋愛で話題を集めました。2人は破局しますが、アンナさんは相手の男性の借金の連帯保証人となっていたために、別れた後も長いこと借金を返済しつづけ、その総額は8000万円に及んだと2019年4月9日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で打ち明けています。

 その後、実業家男性と結婚してお子さんを授かっていますが、結婚は長く続きませんでした。本意ではなかったようですが、不倫をしていたこともあったそうです。アンナさん自身が、ある有名野球選手との不倫を女性週刊誌に告白したことがありました。お嬢さま育ちで人を疑うことを知らないからでしょうか、2016年2月9日放送の「直撃Live グッディ」(フジテレビ系)では、独身だと思って交際していた実業家の男性が実は既婚者だったと知り、妻と別れるという言葉を一度は信じたものの、待つことに疲れて、交際にピリオドを打ったことも明かしています。

 このように波乱万丈な恋愛をしてきたアンナさん、アンナさんの絶対的な守護神だった辰夫さんも鬼籍に入り、今は80代のお母さんと、社会人になり立てのお嬢さんを守っていかなくてはならないとき。それだけに、10日という短期間で結婚を決めるというのはいかがなものか、もうちょっと時間をかけて慎重になったほうがいいのではという意見もSNSでは見られました。その言い分も理解できるのですが、私はアンナさんにとって、今が結婚のベストタイミングだと思うのです。なぜなら、今のアンナさんに必要なのは、終生添い遂げられるかどうかという先のことよりも、“今”が断然大事だと思うからです。

乳がん治療と梅宮家の状況

 ご存じのかたも多いように、アンナさんは乳がんであることを公表しています。現代は国民の2人に1人ががんになり、女性の9人に1人が乳がんになると言われており、私の身内や友人も闘病中です。医学の進歩により、がんは必ずしも最悪の宣告を意味しなくなりましたが、患者の家族、もしくは友人として思うのは、それでもやっぱり、がんはしんどい。

 アンナさんは5月18日配信の「STORY web」で、手術、抗がん剤、放射線治療を終えたものの、今後10年、ホルモン剤を飲み続ける必要があり、「治療はまだまだ続きます」と話しています。これは私の個人的な感想で、すべてのがん患者およびその家族に当てはまる話ではないことをお断りしておきますが、大きな治療を終えると、善意で「もう終わったんでしょ、よかったね」と言ってくる人はいます。確かに、抗がん剤治療や手術というきつい治療は終わりましたが、こういった具体的なタスクはスケジュールに従ってこなしていくしかありませんし、困ったことがあれば主治医や看護師さんなど、専門家が相談にのってくれます。しかし、それらをすべて終えてしまうと、今度は再発の不安という目に見えない敵と戦う必要が出てきます。主治医であっても先のことはわからないわけで、これからのほうが精神的にキツいかもしれず、こういうときに頼れる誰かがそばにいてくれるに越したことはないと思います。

関連記事

トピックス

ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン