話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/37ページ

【書評】村上春樹『色彩を…』 主人公のスタンスは「寓話」か
【書評】村上春樹『色彩を…』 主人公のスタンスは「寓話」か
【書評】『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹/文春文庫/730円+税【書評】大塚英志(まんが原作者) さて、文庫になったところで今更、この小説を読み直してみる。これがゲーテの『ヴィルヘル…
2016.01.25 16:00
週刊ポスト
【書評】死を内なる自然とし次の生命の始まりとする極意
【書評】死を内なる自然とし次の生命の始まりとする極意
【書評】『私流に現在を生きる』堀文子/中央公論新社/1200円+税【評者】嵐山光三郎(作家)「慣れない、群れない、頼らない」ことが堀文子さんの生きかたである。97歳で「現在」を描き続ける日本画家をつき動か…
2016.01.24 16:00
週刊ポスト
掲載誌も売り切れ 筒井康隆が「最後の長編」について語る
掲載誌も売り切れ 筒井康隆が「最後の長編」について語る
【著者に訊け】筒井康隆さん/『モナドの領域』/新潮社/1512円【あらすじ】 河川敷で右の片腕が見つかるという「バラバラ事件」が起きた。商店街にあるパン屋「アート・ベーカリー」…
2016.01.22 07:00
女性セブン
【著者に訊け】長谷川康夫氏 『つかこうへい正伝』
【著者に訊け】長谷川康夫氏 『つかこうへい正伝』
【著者に訊け】長谷川康夫氏/『つかこうへい正伝  1968-1982』/新潮社/3000円+税 本人でも、遺族でもない第三者が、「正伝」を謳える根拠は何か。それは著者・長谷川康夫氏が、劇団草創期のつかこうへいと、長…
2016.01.21 16:00
週刊ポスト
【書評】元経営委員長代行の法学者が訴えた「NHKの惨状」
【書評】元経営委員長代行の法学者が訴えた「NHKの惨状」
【書評】『NHKはなぜ反知性主義に乗っ取られたのか 法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本』上村達男/東洋経済新報社/1500円+税【評者】香山リカ(精神科医) 籾井会長の名前をメディアで見ない週は…
2016.01.21 07:00
週刊ポスト
ビブリアシリーズ著者 自身の過去投影した主人公は恥ずかしい
ビブリアシリーズ著者 自身の過去投影した主人公は恥ずかしい
【話題の著者に訊きました】三上延/『江ノ島西浦写真館』/光文社/1296円 累計600万部の人気シリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』の著者、三上延さんの新作は、100年続いた写真館が舞台である。 主である祖母…
2016.01.18 16:00
女性セブン
京大総長の野性味が詰まった 現代のサバイバル術を説いた書
京大総長の野性味が詰まった 現代のサバイバル術を説いた書
【著者に訊け】山極寿一さん/『京大式 おもろい勉強法』/朝日新書/778円【本の内容】時にアフリカのジャングルでバッファローに追いかけ回され、半日ほど木の上から下りられなかったり、そもそも調査許可が下り…
2016.01.13 16:00
女性セブン
【著者に訊け】逢坂剛氏 13年ぶりの完全新作『墓標なき街』
【著者に訊け】逢坂剛氏 13年ぶりの完全新作『墓標なき街』
【著者に訊け】逢坂剛氏/『墓標なき街』/集英社/1800円+税 残虐非道な殺人鬼・百舌こと、〈新谷和彦〉は死んだ。主人公〈倉木〉や、〈津城〉も死んだ。シリーズ第4作では『よみがえる百舌』すら死んだ今、標的…
2016.01.13 07:00
週刊ポスト
【書評】楯の会随一のヘタレ会員だったノンポリ早大生の45年
【書評】楯の会随一のヘタレ会員だったノンポリ早大生の45年
【書評】『三島由紀夫が 生きた時代 楯の会と森田必勝』村田春樹著/青林堂/1400円+税【評者】平山周吉(雑文家) エンタメ小説『命売ります』(ちくま文庫)がバカ売れしているという。三島由紀夫はいまだに生…
2016.01.11 16:00
週刊ポスト
直木賞作家・辻村深月の温かい人柄伝わり短編も入るエッセイ
直木賞作家・辻村深月の温かい人柄伝わり短編も入るエッセイ
【書籍紹介】『図書室で暮らしたい』辻村深月/講談社/1620円 ホラーやミステリーが好きになるきっかけになった松本洋子の漫画『見知らぬ街』。小野不由美の上下巻の大作『屍鬼』の重さで、お気に入りのバッグが…
2016.01.08 07:00
女性セブン
筒井康隆が「最高傑作」と宣言 最後の長編『モナドの領域』
筒井康隆が「最高傑作」と宣言 最後の長編『モナドの領域』
【書籍紹介】『モナドの領域』筒井康隆/新潮社/1400円+税 河川敷で女性の右腕が発見されたのと時を同じくして、駅前のベーカリーではバイトの代役に入った美大生が〈長さは四十センチほど、肘の少し先から伸ば…
2016.01.07 16:00
週刊ポスト
危険な場所を具体的に指摘 子供を守るための防犯マニュアル
危険な場所を具体的に指摘 子供を守るための防犯マニュアル
【書籍紹介】『子どもは「この場所」で襲われる』小宮信夫/小学館新書/799円 子供に「暗い道は危ない」「怪しい人に気をつけて」と教える親や教師は多い。だが防犯の専門家の著者は、街灯は必ずしも犯罪の抑止に…
2016.01.05 16:00
女性セブン
【書評】書評サイトHONZ代表・成毛眞氏が薦める今年の3冊
【書評】書評サイトHONZ代表・成毛眞氏が薦める今年の3冊
「年末年始はゆっくり本を読みながらすごしたい」そんな方も少なくないのでは。そこで、書評サイトHONZ代表、インスパイア取締役ファウンダーの成毛眞さんが選ぶ、2015年のベストスリーをご紹介。  【1】『冒険歌…
2015.12.29 16:00
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【書評2015年の1冊】「正しい婚外セックス」の可能性を提示
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 毎回、書評委員が推薦する本を紹介する「この人に訊け!」。今回は、「『日本とは何か』『日本人とは何か』を考える2015年の1冊」をテーマに本を選んでもらった。【書評】『はじめての不倫学 「社会問題」として…
2015.12.29 07:00
週刊ポスト
【書評2015年の1冊】時代を映す名曲を多く生んだ豊かな文化
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 毎回、書評委員が推薦する本を紹介する「この人に訊け!」。今回は、「『日本とは何か』『日本人とは何か』を考える2015年の1冊」をテーマに本を選んでもらった。【書評】『日本鉄道歌謡史 1.鉄道開業~第二次世…
2015.12.28 16:00
週刊ポスト

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