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急逝した鈴木杏樹の夫 妻のためにオリジナル弁当毎日作った

 鈴木杏樹(43才)の夫で、駿河台日本大学病院外科部長の山形基夫さん(享年56)が2月1日、滞在先のアメリカで亡くなった。死因は、内臓疾患と伝えられている。

「5年ほど前から肝臓の重い病気にかかっていたそうです。 肝臓の移植手術をするため、昨年末から、ボストン近郊の病院に入院していたんです」(山形さんの知人)

 しかし、手術直前に容体が急変、結局、手術を受けないまま帰らぬ人となった。

 1998年1月、杏樹は『ミュージックフェア』(フジテレビ系)収録中に腸閉そくを患い、彼の勤める病院に入院。山形さんが手術を担当した。山形さんは、テレビで“がんの権威”として紹介されたこともある名医で、しかも東京・日本橋の老舗洋服店の長男というおぼっちゃまだった。病院内では、気さくな性格で知られていた。

「料理が得意で、夜勤の際には、若いスタッフにカレーライスを作ってあげてました。患者さんからの評判もよく、病室によく顔を出して、そのマメさから、女性患者に人気でしたよ」(医療関係者)

 杏樹は、そんな山形さんの人柄にひかれたのだろう。退院の際にパソコンのメールアドレスを交換し、すぐに交際がスタートした。そして、わずか4か月後の1998年6月、ふたりは入籍する。結婚後、山形さんは、自分よりも杏樹の健康を人一倍気遣った。

「出会いが“病気”ですから、山形さんは、杏樹さんを心配して、その日の彼女の体調に合わせて、脂ものを抜いたり、消化のよいものを入れたり、オリジナルのお弁当を毎日作ってました」(前出・山形さんの知人)

※女性セブン2013年2月21日号

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