芸能

石田純一の娘・すみれが2世タレント界で勝ち組になれた理由

 明石家さんまと大竹しのぶの娘であるIMALU、関根勤の娘である関根麻里、井上陽水の娘である依布サラサ……昨今の芸能界は、それだけで1つの特番を作っても溢れてしまうほど、2世タレントが続々とデビューしている。

 そのなかで、石田純一と松原千明の娘であるすみれは、“勝ち組”の1人といえるだろう。16歳でモデルデビューを果たし、現在では芸能人にとって最もおいしい仕事といわれるCM出演を複数獲得。イベントに呼ばれることも多数だ。

 なぜ、すみれは並みいる2世タレントを押しのけて、メディア露出が多くなっているのだろうか? 芸能関係者は「父親の石田純一が『不倫は文化です』と発言したからですよ」と断言する。「不倫は文化」は、1996年に長谷川理恵との不倫を追及された石田が言い放った芸能史に残る発言だ。

「あれ以来、石田は“トレンディ俳優”からプライベートを切り売りする“ワイドショータレント”になった。当初はイメージも急落したし、俳優としての仕事も減った。でも、結果的に金銭的には相当なプラスになっていますよ。

 なぜなら、1回で多額のギャラをもらえる商品PRイベントの仕事が激増したからです。イベントを企画する広告代理店やPR会社は、いかに多くのマスコミを呼べるかを基準にタレントを選びます。また、テレビの情報番組等での露出時間が多いことを重視します。石田さんは、しょっちゅうプライベートの話題があるし、それでいてちゃんと答える。当然ながら、ワイドショーをはじめとした芸能マスコミは食い付きますよね」(芸能関係者)

 その効果が、娘・すみれにも及んでいるというのだ。

「当然ながら、商品イメージに石田(純一)さんが合わない場合もあります。そこで、若い女性向けの商品であれば、石田さんの代わりにすみれさんが呼ばれるようになった。すみれさんを呼べば、父親のことを聞けるから、芸能ネタになる。

 また、石田さんだとターゲットは主婦層に限られてましたが、すみれさんの美貌とスタイルがあれば、男性にも訴求できる。だから、彼女はイベントの仕事がものすごく多く、それをきっかけにテレビの仕事が入るという好循環になっているのです」(同前)

 当時、誰もが首を捻った「不倫は文化です」発言だが、石田はその後の行動で、マイナスを見事プラスに転換。2世タレントブームのなか、娘を勝ち組にしてしまうほど、徹底したキャラ変換であった。

関連記事

トピックス

実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン