芸能

指原が速報1位の理由を研究家分析「博多での頑張りを評価」

「ブス」で「ヘタレ」といわれることの多いHKT48の指原莉乃(20才)。そんな指原が「第5回AKB48選抜総選挙」の速報結果(5月22日)で1位になった。獲得票数は2万8563票。1位候補だった2位の渡辺麻友(19才・1万4885票)、3位の大島優子(24才・1万4000票)を大きく突き放した。

 大分県出身の指原は、モーニング娘。に憧れる“アイドルヲタ”な女の子で、学校でも目立つほうではなかった。しかし、中3のときにアイドルを夢見てAKB48のオーディションを受け見事合格。2008年8月には研究生から正規メンバーに昇格し、その後、持ち前のオタクキャラとMC力で人気を集めてきた。

 昨年の総選挙では4位という結果に喜んだのも束の間、直後に『週刊文春』で元ファンとのスキャンダルが報じられ、指原はAKB48の姉妹グループで福岡・博多に拠点があるHKT48に移籍した。

 ある意味、左遷された状況だったにもかかわらず、彼女が速報で1位をゲットできたのはなぜなのか? アイドル研究家の堀越日出夫さんはこう見る。

「指原の最大の魅力は“親しみやすさ”。ずば抜けてかわいいわけでもなく、性格もヘタレで自虐的。でも、だからこそ、ファンは近所のお姉さん、あるいは妹のような親近感を抱き、応援したくなるんです」

 スキャンダル後の現在も『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に月曜レギュラーとして出演しており、福岡と東京を行ったり来たり。しかもバラエティー番組などでは、芸人たちにイジられ、それでも奮闘している姿は、見ていると確かに応援したくなる。前出の堀越さんによれば、さらにこんな理由も。

「AKB48にいたとき、指原は妹的存在だったんです。でも、HKT48に移ったら、突然自分が長女になってしまった。チームを引っ張って支えていかなきゃと自覚が芽生えたんです。そんな博多での彼女の頑張りに対して票を入れたファンは多いはず」

※女性セブン2013年6月20日号

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