国内

愛子さま初肉声の直前に雅子さま 「答えていいのよ」と囁き

 学習院女子中等科の入学式で、これまで引っ込み思案といわれてきた愛子さまが、報道陣から「ご入学、おめでとうございます」と声がかかると、はっきりとした大きな声で「ありがとうございます」と答えて、初めて肉声を披露された。

 正直、報道陣も愛子さまからお言葉が返ってくることは期待していなかったという。それが逆に、報道陣一同が仰天するような大きな声で、お答えになった愛子さま。大きく成長されたことを物語るワンシーンとなった。

 この歴史的な瞬間が実現した背景には、このところ吹き荒れていた皇太子ご一家への逆風があったようだ。

 一部で報じられたように、両陛下が伊勢神宮参拝中に、私的なスキー旅行をされたと批判を浴びた。

「それ以外にも、3月22日には皇太子ご一家はプライベートで少年合唱団の演奏会へ出かけられています。愛子さまはお友達と一緒で、両殿下とは別行動だったようですが、やはりスキー旅行も含め、私的なご活動が目立ったため、宮内庁内部からも少なからず非難する声があがっていたんです」(皇室記者)

 また皇族方は卒業など節目に際しては、昭和天皇と香淳皇后が眠られる武蔵野陵と武蔵野東陵を参拝されるのが慣例となっているものの、愛子さまは初等科を卒業された後も行かれていない。

「3月に大学を卒業された眞子さま、そして昨年3月に幼稚園を卒業された際には、まだ幼い悠仁さまも参拝されています。

 愛子さまに関しては、東宮職は“検討している”とは言うものの、いまだ実現していません。伝統を重んじる皇室において、それが批判の対象となっているんです」(宮内庁関係者)

 もちろん、こうした声は雅子さまの耳にも届いているという。

「雅子さまは、これ以上、国民との距離が広がらないようにと、東宮家の思いを愛子さまに託されたそうです。ですから、愛子さまが記者から声をかけられた際、“答えていいのよ”と囁かれたわけです。この言葉に後押しされたお陰で、愛子さまは自分のお気持ちを自らの口で話すことがおできになられたというわけです」(前出・宮内庁関係者)

 これまで“メディアへの不信感”が伝えられてきた雅子さま。もしかしたら愛子さまの存在が、その雅子さまのお気持ちをとかしていくのかもしれない。

※女性セブン2014年4月24日号

関連記事

トピックス

佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
若隆景
序盤2敗の若隆景「大関獲り」のハードルはどこまで下がる? 協会に影響力残す琴風氏が「私は31勝で上がった」とコメントする理由 ロンドン公演を控え“唯一の希望”に
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
9月6日に悠仁さまの「成年式」が執り行われた(時事通信フォト)
【なぜこの写真が…!?】悠仁さま「成年式」めぐりフジテレビの解禁前写真“フライング放送”事件 スタッフの伝達ミスか 宮内庁とフジは「回答は控える」とコメント
週刊ポスト
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン