芸能

美輪明宏が「ホンモノよ!」とべた褒めの『花子とアン』俳優

 高視聴率が続くNHK朝ドラ『花子とアン』。そのナレーションを務めるのが美輪明宏だが、ドラマでは、美輪のお気に入りの役者がキャスティングされている。

 それは蓮子が夫・伝助との満たされない結婚生活に嫌気が差し、文化サロンを開くようになった際に、彼女に近づく新聞記者・黒沢一史役を演じる木村彰吾(34才)だ。

「蓮子さんが伝助さんのことで苦悩しているシーンには、必ずといっていいほど、登場する人物なんですけど、あまり見たことがない役者さんで…。すごく気になっていました」

『花子とアン』を毎朝、欠かさず見ているというファンがこう語るほど、目が離せない存在なのだ。

 実は、木村は、これまで本誌が美輪との親密ぶりを報じてきたお相手だ。

 2001年の舞台『毛皮のマリー』での共演をきっかけに出会ったふたり。その2年後には、仲間由紀恵(34才)が演じる蓮子にホレる年下男・宮本を演じる中島歩(25才)と同様、舞台『黒蜥蜴』(くろとかげ)で自分の愛人役に選ぶ。これは高嶋政宏(48才)と並ぶ準主役級で、デビュー間もない彼の抜擢は異例のことだった。

 以来、木村は『椿姫』や『双頭の鷲』など数々の作品で、美輪の恋人役を演じてきた。

 身長180cmの正統派二枚目の木村を美輪は「裕ちゃん(石原裕次郎)より脚が5センチ長いのね」と語り、CMで共演した際には「この子、ホンモノよ!」とべた褒め。

 さらに2007年2月、美輪が江原啓之とともに司会を務めていた『オーラの泉』(テレビ朝日系)に木村がゲストとして出演した際には、江原は「美輪と木村は前世で夫婦だった」と明かしたことも。

 このころ、本誌は木村が、かつて美輪が乗っていたワインレッドのジャガーを乗り回している姿をキャッチしている。

「新車で購入すると1000万円以上する車ですからね。当時、まだ駆け出しの木村さんが自ら購入するのは難しい。車を譲り受けるほど、彼は美輪さんのお気に入りなんです」(美輪の知人)

 美輪のサポートは私生活だけでなく、仕事にまで及ぶ。

「2005年11月、北野武監督(67才)作品『TAKESHIS’』で、ふたりは共演していますが、これは美輪さんが北野監督に推薦状を書いて実現したそうです。今回の朝ドラでの“共演”も美輪さんが木村さんの出演を後押ししたといわれています。出番が多いのも、スタッフが美輪さんに気を使っているからなんて声も聞こえてくるほど」(NHK関係者)

※女性セブン2014年7月10日号

関連記事

トピックス

ビエンチャン中高一貫校を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月19日、撮影/横田紋子)
《生徒たちと笑顔で交流》愛子さま、エレガントなセパレート風のワンピでラオスの学校を訪問 レース生地と爽やかなライトブルーで親しみやすい印象に
NEWSポストセブン
鳥取の美少女として注目され、高校時代にグラビアデビューを果たした白濱美兎
【名づけ親は地元新聞社】「全鳥取県民の妹」と呼ばれるグラドル白濱美兎 あふれ出る地元愛と東京で気づいた「県民性の違い」
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
『ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?』(星海社新書)を9月に上梓したルポライターの松本祐貴氏
『ルポ失踪』著者が明かす「失踪」に魅力を感じた理由 取材を通じて「人生をやり直そうとするエネルギーのすごさに驚かされた」と語る 辛い時は「逃げることも選択肢」と説く
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン